人生200年時代がすぐそこまで来てるらしい。

死ねない時代のようで、まさに、ニーチェの永劫回帰そのもの。


しかし、私はまだ、その超長寿、漫画的世界に浸らなくてすむ。そうだ、きちんと死ねるのだ。あと数十年で寿命が来て死ねる。


これまでは、死ぬのは永遠の別れみたいでさみしかったが、死ねるのは、むしろ、幸せではないか。やっと、頑張ってきた人生に、終わりを迎えることができる。

頑張ってきた人生だが、何一つ、上手くは成し遂げられなかった人生、努力の先に、人並み優れた栄光があるはず、と信じて頑張ってきたが、結局あと少しのところで、AIに負けてしまう、AIに先を越されてしまう人生。

そういうおつかれ人生に、きちんとピリオドを打てることは、これからの時代は、貴重でものすごく尊い経験なのではないかと、思えてくる。

どうせ、AIが、2130には、死者を、バイオでもクローンでも使い、蘇らせてしまうはずだが、それでも、寿命で死ねるのは、ものすごくありがたいことだ。特に、フランクルのロゴセラピーを読んでそう感じた。