収入保障保険ってご存知ですか?

収入保障保険とは一家の大黒柱に万が一の場合(高度障害をも含む)、奥様の口座に給料のように月々支払われる定期保険です。

つまり、お子様の自立まで(概ね大学卒業を仮定して、22歳までを設定)の間、万が一に備える保険商品です。

定期保険である以上、解約返戻金はありませんが、子育てに備えた場合、安価で非常に魅力ある商品です。

そして、収入保障保険は死亡・高度障害保障の受取総額が経過年数で逓減していくため、一般的な定期保険に比べ保険料がはるかに割安となっています。

死亡保障の受取総額が逓減していくということは、子どもが誕生した家庭の大黒柱など、子どもの成長に伴って必要な死亡保障額が年々減っていく人の保障設計を行うのに合理的な保険といえます。

契約の際には、毎月の給付額や、いつまで支払われる契約にするのかなどを設定します。

「いつまで」の部分が、保険会社によって、20年、25年といった「期間」のところと、○歳までという契約者(被保険者)の年齢で設定できるところがあります。

また、満期直前に亡くなった場合でも、最低でももらえる「保証期間」が設定されているのですが、この期間が商品によって、3年、5年などさまざまですので確認しておきましょう。

受取り方法も、毎月の年金形式か一時金かだけでなく、一部を一時金でもらい、残りを年金で受取る選択ができる商品もあります。

他にも、喫煙状況や健康状態による割引制度がある商品もあります。非喫煙者で所定の「優良体」に該当すると保険料がより割安になります。

収入保障保険はどんな人に向く?

収入保障保険はどのような人の保障設計に向くでしょうか。いくつか挙げてみましょう。

逓減していく高額保障を割安に確保したい人

当初は高額の死亡保障が必要ではあるものの、時間の経過で必要な死亡保障が低下していく。子育て世帯に代表されるそんな保障ニーズがある人には収入保障保険がぴったりです。

しかも、割安に保障が準備できます。さらには、商品によっては喫煙状況や健康状態による割引制度があるため、非喫煙者で健康体に人であればさらに安く保障をカバーできます。                             

死亡保険金を遺族年金のように受取りたい人

高額の死亡保険金をどんと一括で受取ってもうまく管理できるか自信がない人や、そもそも被保険者が万一のときに遺族年金のように毎月一定額を受取りたい人には、収入保障保険が向きます。

今まで受取っていた給与と同じ感覚で遺族の口座に振込まれるため、それまでの暮らしを大きく変えることなく生活できるメリットがあります。

収入保障保険はココに注意!

収入保障保険を一時金で受取る場合は、相続税のみの対象となります。しかし年金形式で受取る場合、かつて相続税と所得税の二重課税が問題になったことがあります(平成22年の税制改正で改善されました)。

現在は、1年目は、収入保障保険を一時金で受取った場合の保険金額で「相続」として処理をし、2年目以降は年金として受取る分の中で「相続税の課税対象にならなかった分」が雑所得となり、所得税・住民税の対象になります(契約者・被保険者=夫、受取人=妻の場合)。

受け取る際のこともしっかり考えておきましょう。