みなさま こんにちは
ジューンです
今日はちょっとシニカルな表現が含まれます。
不快に思う方は読み飛ばしてくださいませ。
代わってあげたい
という言葉について書きます。
入院しているとき
痛い治療
具合の悪さ
・・・こんな辛い思いをしているのが、私の家族や友人じゃなくて
わたしで良かったんだわ
と思ったことが何度かあります。
（だからって、わたしだってイヤですよ、そりゃ）
「できることなら代わってあげたい」
「私（ジューン）の代わりに、自分（母）がなれば良かったのに」
と、高齢の親に言われました。
オヤゴコロってやつ。
大事な人が苦しんでいるのを見ているだけなのが辛くて
いっそ代わってあげたい、っていう気持ちになること、
あります。
だって人間だもの
でも、自分が苦しむ側になった時に、
代わってあげたいって言われても・・・
複雑な心境でした。
自分の苦しみを、
代わりに自分の大事な人に代わってもらいたいなんて、思わないからです。
私の代わりに誰かが病気になるなんてことも非現実的すぎですからね。
なんか・・・ 心が死んでいましたかね？
元阪神タイガースの横田慎太郎さんのお母様が、
右目を失明した横田選手に
「だったら、お母さんが慎太郎の右目になるよ」
「いや、なれないから。そんな簡単に〝目になる〟とか言われると腹が立つ」
中井由梨子. 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24 (幻冬舎単行本) (p.165). 株式会社幻冬舎. Kindle 版.
というエピソードを書かれていますが、まさに、これです。
病気そのものだけではなく、
入院生活にはなんとなく暗黙のルールがあるな、
なんて感じましたし。
不自由な入院生活を誰かに代わってほしいだなんて
夢にも思わないですよ。
「代わってあげたい」
は、単なる言葉・表現ですよね。
単なる言葉であっても、その真意を探る余力が
生死の境にいた当時のわたしにはなく、
言葉の上っ面だけを受け取ってしまい、
ろくに感謝を伝えられませんでした。
その根底にある愛情とか、思いやりとか、
その寄り添ってくれる姿勢こそが、
今になってみると、ありがたかったんだな、と思います。
夫、娘、母、親戚、友人。
誰にでも、こんな痛みは感じてほしくない。
こんなのはわたし一人で十分。
他の誰かが苦しむ姿を見るくらいなら、
わたしでよかった・・・のかもしれないです。
いやだけど 絶対に もう二度と
＜今日の気分に合う曲＞
Home Again by ヴォンダ・シェパード
日曜日、巨人はヤクルトに勝ちました
いやあ、３連敗にならなくてよかったーー
岡本くんが打ってほしいなあ
今日はDeNA戦、頑張ってくださーい
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました