みなさま こんにちはあじさい傘

 

今日はこんなテーマを書きたいと思います。

     〈私の白血病、誰のせい?!〉    

 

結論から言います

     誰のせいでもありませんメラメラメラメラ

 

毎年10万人に一人という急性リンパ性白血病と診断され、

中でも予後が悪いと言われる

フィラデルフィア染色体陽性となってしまったこと。

(医学的なことは日々進歩しているので、最新の情報は医師に確認してくださいね)

 

私を産み、育ててくれた母は、

自分(母)を責めようとしました。

何が悪かったのか、と。

自分(母)の作ってきた食事が悪かったのか、と。

病気になってしまっただけで心配をかけてしまっているのに

まもなく80歳になろうという母に

人生の晩年にそんな苦しい思いをさせてしまっていると思うと

心が苦しかった。

 

ジューン自身も、これまでの生き方の何が悪かったのかと

人生を振り返って、白血病になってしまった自分を責めた。

突然の入院で家族や職場に迷惑をかけて。

こんなはずじゃなかった

と、病院のベッドの上で自分を責めて、泣いた。

今思うと自分を責める方が気持ちがラクだったのかもしれない。

責任を転嫁できる何かがあったほうが、心が救われたのかもしれない。

そんな、極限の精神状態だった。

 

そんな私に、主治医の先生は言ってくれました。

「誰のせいでもないですよ。白血病は、何をしたからなるとか、

何を食べたからなるとかいう病気ではないのです」と。

それよりも、今は良い治療法と薬が日々進歩しているので

前を向いて頑張ろう、という方向に私の意識を向けてくれました。

 

誰のせいでもない、という先生の言葉に、

どれだけ心の重荷が解かれたか。

日々進歩している・・・

その言葉にどれだけ希望を見出せたか。

 

一つ、すごく心配なことがありました。

私には娘がいます。

私の白血病、娘にうつったりしませんか?

遺伝したりしませんか?

 

私の母が自身を責めたように

我が子が一番心配なんです。

かわいいんです。大事なんです。

自分の命に代えても守りたいんです。

英語で言うとママ・ベアー(母熊)の本能です。

*子育て中の母熊は必死で小熊を守りますよね🧸

それはいくつになっても変わらないと思います。

年齢は関係ありません。

幸せになってほしい、という一心で育ててきたのですから。

もし私のせいで娘の体に何か悪影響が及ぶのだとしたら

私は自分を許せないでしょう。

 

でも、白血病はうつらないし、

遺伝も普通はない、とのことでした。

 

良かった。

 

泣いて治るものなら泣くけど

こうなってしまった以上、逃げられないわけですから。

自分の意思ではどうにもならないことなら、

身を任せるしかないです。

運命に 神さまに 医療システムに。

先生方を信じて、ついていこうと決心しました。

 

白血病にかかってしまった方。

自分を責めている方もいるかもしれません。

でも、私の先生がおっしゃったように

この病気にかかってしまったのは、

私たち患者の責任ではありません

どうか、自分を責めないで

 

医学は日々進歩しています。

お医者さんを信じて、

辛いけど治療をがんばって、

そうしたら、きっと笑顔になれる日が来ます。

 

私たち患者を助けてくれようとしてくれるお医者さん、

看護師さん、白血病の研究者さん、薬剤師さん、

その他の病院スタッフの皆さん。

本当にありがとうございます。

 

絶望していた時によく聞いていた曲です

マイケルジャクソンの

”You are not alone (ユーアーノットアローン)”

 

今年のセ・パ交流戦も終わりました。

普段見られないパ・リーグの選手たちを見られて楽しかったですアップ

岡本くんのホームラン、丸選手のファインプレイ、

吉川くんのホームランと好守備は嬉しかった〜ラブラブ

 

それでは、今日もありがとうございましたあじさい