タイムマシーン6 | 僕はタイムマシーンにHOPEと名前をつけた

タイムマシーン6

ガチャっとドアが開いて背中にギターを背負ったワタル君が入ってきた。
「ちょうどよかった、ワタル君これ見てよ」
「これ・・・ホントに?ショックだ。結構好きだったのに」
紙面は全く見ていなかったが、よく見ると一面に清純派アイドルの麻薬所持の事件が大きく出ていた。
「いやいやいやいや。よく見てよ。それは明日の事件なんだ。」
「ん…?
ホントだ。何これ。ミスプリ?誰かのイタズラ?」
「僕が明日から新聞買ってきたんだ。これを使って。」ワタル君にHOPEを見せる。
「なんだかスゴいことになったるね。明日も俺元気だった?」
「これからソウヘイ君に頼まれたコーヒーを1994年に買いに行ってくるんだ」
「1994年!?
カートの死んだ年だよ!
そうか、それがあれば生きてるカートに会うことも可能なのか。なんてスゴいものを。」