自分が鬱病である、家族が友人が鬱病を患っている、などと「鬱病」に心当たりがある場合、絶対に注意しておいてほしいことがあります。それは、自分や周りに「自殺願望」があるかないかということです。
鬱病患者が自殺願望、自殺行為を視野に入れ始めるのは、最悪のパターンだと考えてください。あくまでもそれを避けながら回復に臨むことが望ましいのですが、そうもいかない場合もあるのです。 何度かご説明しているように、鬱病に悩む人達は周りが到底想像できないような自責の念に駆られています。鬱病にかかって何も出来ない自分が恥ずかしく、また「他人に心配させ、迷惑をかけている」自分にも恥ずかしさ、後悔、自己嫌悪を感じているのです。 そういうことが負担となって、鬱病患者はついに自殺行為を思いつきます。「自分なんかいらない存在なんだ、いなくなってしまえばいいんだ」と決め込み、自殺行為を繰り返します。そうした思い込み方やマイナス思考は、健康であったときの自分からは想像もできないものです。 ですから、鬱病患者が繰り返す自殺行為は、「鬱病になってしまった自分への罰」「周りへの謝罪」の意味を持つものだと言えます。 こうして自殺行為は何度か繰り返されますが、なかなか死に至ることは出来ません。死へのイメージやそれに伴う苦痛に、それでも恐れを感じているためです。そして、自殺も出来ない自分にますます自己嫌悪は募っていくのです。 この時期は大変辛いものとなります。しかし、上手に乗り越えれば回復路線に進むこともあるので、回復をあきらめない強い気持ちと周りのサポートが必要です。
鬱病の症状
無力感
引きこもり
摂食障害
動悸
不眠
自傷行為
自殺願望・自殺行為
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