フランス事情

 

 地下鉄ペール・ラシェーズ駅からほど近くにあり、鉄柵の見える「市民のエコロジー広場」正面入口の真ん前がメニルモンタン大通り。

 

メニルモンタン大通り

 

 この大通りを挟んで向こう側にあるのがペール・ラシェーズ共同墓地だ。本稿では「その周辺」もご紹介しよう。以下、順に写真を見ていただこう。

 

メニルモンタン大通り中央の歩道を犬と散歩する人、行く人

 

 

ペール・ラシェーズ共同墓地外壁沿い、メニルモンタン大通りの歩道

 

「ペール・ラシェーズ共同墓地」にはアポリネール、アルフォンス・ドーデ、イヴ・モンタン、エディット・ピアフ、オスカー・ワイルド、サラ・ベルナール、シモーヌ・シニョレ、ショパン等の著名人が永眠している。この墓地の正式名称は、東墓地(Cimetière de l’Est)、パリ東部の20区に位置する。フランスの文化や歴史に名を残した人々を墓参するために年間数十万人以上の人々が訪れる世界で最も訪問者の多い墓地だと言われている。

 

ペール・ラシェーズ共同墓地外壁、並木道はメニルモンタン大通り

 

 

ペール・ラシェーズ共同墓地敷地内の外壁に沿って歩く人

 

 パリは並木道で有名であるが、その形状は両脇の歩道の他に、往来の車道の中央に散歩道があり、東京の表参道にも大阪の御堂筋にも見られない特徴のあるブルヴァ―ル(大通り)だ。

 

 メニルモンタン大通りと趣きを異にしてるが、メニルモンタン大通りからさほど遠くないところにシャロンヌ大通りがある。

 

シャロンヌ大通り中央遊歩道

 

 ここの遊歩道は散歩をする人、ジョッギングをする人、子供たちのローラースケートの練習にと多彩だが、マルシェ(朝市)も週二回開かれる。