毎日コミュニケーションズ
『若手社員』と『新入社員』の仕事意識アンケート結果を発表

人材と出版の総合サービス企業、毎日コミュニケーションズ<マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)が運営する入社4年以内若手社会人のキャリアとスキルをサポートするサイト「COBS ONLINE(コブスオンライン)」( http://cobs.jp )と内定者のための社会人準備応援サイト「毎日フレッシャーズ」( http://freshers.mycom.co.jp )では、同サイトの会員を対象とした「仕事に関する意識アンケート」調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。

【 調査結果の概要 】
■ 「愛社精神」に大きな差。入社後数年で会社への愛着・帰属意識は低く
会社(今の会社、または入社する会社)に対して愛社精神はあるかを聞いてみたところ、新入社員は「非常にある」「まああると思う」で78.7%と、入社前にも関わらず、入社する会社への思いが高まっていることに対し、若手社員は「あまりないと思う」「まったくないと思う」が54.4%と半数を超えたことから、新入社員に比べ、若手社員の愛社精神が大きく低下していることがわかった。関連して、定年まで1つの会社で働きたいと思うか、の問いに対して、新入社員の場合「非常にそう思う」「まあそう思う」で65.3%と、1つの会社で働き続けたい“安定志向”に対し、若手社員の場合「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」が7割近くになり、こちらも若手社員と新入社員に大きな差が出た。

■ 転勤や残業、新入社員は「素直に従う」、若手社会人は「なんらかの働きかけをする」
知らない土地への転勤・異動が急に命じられた場合どうすると思うか、の問いに対し、新入社員・若手社員ともに「仕事だから素直に従うと思う」がもっとも多いが(新入社員72.7%、若手社員43.9%)、若手社員の場合、「転勤・異動を取り消してもらうよう働きかけると思う」「転職を考えると思う」がともに約25%、「会社を辞めると思う」は6.7%と、異動・転勤に対して抵抗を試みる回答にも票が集まった。

また、大切な予定が入っているのに、残業を命じられたらどうするか、の問いに対しても、新入社員の場合「内心はイヤだけど、表面上は素直に従うと思う」が58.7%ともっとも多いが、若手社員の場合「予定が入っていることを伝え、残業しなくてもいいように交渉すると思う」が43.5%ともっとも多い結果となった。

◇ 新入社員の理想の先輩像: 1.「誠実」2.「笑顔」3.「しっかり者」
◇ 若手社員の理想の後輩像: 1.「謙虚」2.「前向き」3.「素直」
新入社員が求める理想の先輩像(3つまで選択)は「誠実な人」が25.3%ともっとも多く、次いで「いつも笑顔を絶やさない人(21.3%)」、「しっかりしている人(21.0%)」、「リーダーシップのある人(19.7%)」、「決断力のある人(18.3%)」となり、若手社員が求める理想の後輩像(3つまで選択)は、トップが「謙虚な人(36.0%)」、次いで「前向きな人(30.5%)」、「素直な人(29.7%)」、「挨拶ができる人(21.3%)」、「いつも笑顔を絶やさない人(18.0%)」という結果になった。

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