乗務員を聴取、本格調査=ボンバル社も参加へ-全日空機胴体着陸で事故調

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070316-00000061-jij-soci

 大阪(伊丹)発高知行き全日空1603便ボンバルディアDHC8-400型機(乗客乗員60人)の前輪が下りず、高知空港に胴体着陸した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は14日、同機の乗務員への聞き取りを行うなど、事故原因の解明に向けた本格的な調査を開始した。

 全日空は国際民間航空機関(ICAO)条約に基づき、製造元ボンバルディア社に事故を通知。同社は近く技術者を派遣し、事故調の調査活動に参加する方針。ボンバル社は「原因究明に全力で取り組む」とする社長名のコメントを発表した。

 事故調は13日午後、調査官2人を現地に派遣。約3時間半にわたり、機体の損傷状況などを調べる実況見分を行った。14日午前には、今里仁機長(36)や副操縦士ら乗務員への聞き取りを実施した。