NTT西日本とNTT西日本地域会社、IT技術者の人材派遣会社を設立
新会社の設立について
~IT技術者の確保・育成と地域密着型事業運営の確立に向けて~


 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)および、株式会社NTT西日本-中国、株式会社NTT西日本-四国、株式会社NTT西日本-九州(以下、NTT西日本地域会社)では、IT技術に関するスペシャリストの早期育成と地域密着型事業運営によるお客様ニーズへの即応体制の確立を目的に、NTT西日本グループが展開するソリューション分野におけるシステムエンジニア(以下、SE)業務や、IP系に関わる故障受付業務等を中心とした人材を派遣する新会社「株式会社NTT西日本-中国アイティメイト」、「株式会社NTT西日本-四国アイティメイト」、「株式会社NTT西日本-九州アイティメイト」(以下、アイティメイト各社)を平成19年3月1日にそれぞれ設立します。
 アイティメイト各社は、NTT西日本地域会社の100%出資子会社として設立し、地域での活躍を希望する若手技術者を中心に雇用を行うとともに、一定期間の経験を有する契約社員の中からスキルや業績等を勘案し、優秀な人材については正社員として登用していく予定です。

1.背景
 団塊の世代が大量退職する2007年問題に象徴されるように、NTT西日本グループにおいても、技術者の育成と確保および、技術・ノウハウの継承は、重要な経営課題となっています。
 また、ソリューションビジネスにおける中堅中小企業への市場の拡大や、フレッツサービスの急速な伸びに伴うコールセンター業務の増大等、お客様サービスフロント業務を担うスキルの高い人材の早期育成が急務となっています。
 このような背景を踏まえ、NTT西日本グループでは、本格的なブロードバンド社会の進展に対応するため、効率的にスペシャリストの育成を図るとともに、契約社員から正社員への登用も含めた積極的な人材確保を行い、技術やノウハウの継承や地域に根ざした営業体制を強化する目的で、アイティメイト各社を設立することとなりました。