日本時間の今日午後3時からスコットランドの独立を問う国民投票が始まります。
日本のマスコミも大きく取り上げていますね。昨晩のニュースで日本の大学教授が、スコットランドにある原子力潜水艦の基地(核兵器も含む)や通貨(英国ポンド)など独立すれば心配しなくてはいけないことがたくさんあると言っていました。
そのとおりでしょう。通貨もポンドからユーロに変えるにしても数年かかるでしょうし、スコットランドの金の卵を産むニワトリ、北海油田も数十年で枯渇するかもしれません。
でも、スコットランド独立の賛成派の心情はどうでしょう?
そんな目先の問題なんてスコットランド人が一致団結して望めば、どうにかなる。300年以上も独立を待ったのだから、十年や二十年の多少の混乱は承知のうえよ。戦争もせずに独立できるのだから、多少の苦労は当たり前だよ。産む痛みがないほうがおかしいわ。
賛成派の人たちは、長期思考で感情型な人が多い!?
何でもそうですが、目先の損得だけを考えたり、少し問題があるからといって、夢を諦めるのはいかがなものかと思います。
独立反対派の人たちも、心では”賛成”、でも、頭で”反対”という人が多いんじゃないでしょうか。
金融市場(通貨や株式、債券など)が混乱する。それは将来が不透明になるからです。でも、その不透明が悪いとは限りません。
赤毛のアンじゃないですが、その道の角を回ったら良いことがきっとある、そう思います。
さてどうなるか?スコットランド(フリー画像)