もうそろそろ、”如何に安く”ではなく”如何に高く”売る方法を考えませんか | 六月の虫のブログ

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 小売店は、商品を競合他社よりも如何に安く売ることができるか、メーカーは、製品を競合他社よりも如何に安く造ることができるか、を競っています。


 安く売るために、小売店は、仕入先の問屋やメーカーに値下げを要求し、賞与カットや非正規雇用の拡大・正社員の削減などで人件費を抑制しています。


 メーカーも小売店と同様、部品メーカーなどの取引先に値下げを要求し、賞与カットや非正規雇用の拡大・正社員の削減や生産拠点の海外移転などで人件費を抑制しています。


 「良い製品を造ったら売れる」のではなく、「売れるのが良い製品だ」と中国人や韓国人経営者は豪語しています。


 確かに良い製品でも、お客様にその良さが伝わっていなかったら売れません。例え、その商品の良さが伝わってのも、その値段に見合った価値がなければ売れません。


 以前のブログ、『”おもてなし”っていう言葉が空しく聞こえる』にも書きましたが、それらの小売店やメーカーは競合他社の動向ばかり気にして、お客様のほうを見ていないと思います。

http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11679989551.html


 アップルの故スティーブ・ジョブズ氏のように、どうしたらお客様が喜んでくれるのかを考えないと、安売りの泥沼からは抜け出せません。


 恋敵があなたが思いを寄せている女性に20本のバラの花を贈ったら、「よーし、僕は50本のバラを贈ろう」ではダメだということです。


 ”安く売る”ために、取引先との値引き交渉や安売りの仕組みを考えるのも、重要で意義のある仕事かもしれません。


 でも、この製品を”如何に高い値段で買ってもらえるか”を考えて、利益を上げ、自分たちの給料を上げてもらい、同時にお客様の満足度をアップするほうがいいと思います。


 それは、恋敵を見ていてはできません。あなたが思いを寄せている女性としっかり向き合って、彼女の気持ちを理解し、彼女の期待以上のことをしないと、彼女は振り向いてくれないということです。


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