米セブン・イレブンの犯罪とアビー・ロード | 六月の虫のブログ

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 ”現代のプランテーション(植民地時代の大農園)”


 アメリカのセブン・イレブン14店舗が、不法移民を奴隷のように働かせていたといって告発されたのです。


 それら14店舗のフランチャイズ・オーナーたちは、主にパキスタン出身の人たちにニセの身分証明書を与え、大勢で住居に住まわせて、自分のセブン・イレブンの店舗で働かせていました。それも1週間に100時間、賃金も一部しか払わずにです。


 ”生かさず、殺さず”って感じでしょうか?


 その不法移民のスタッフが不平不満を言うと、オーナーたちは「クビだ」とか「移民局に言いつけるぞ」とか言って脅していたそうです。まさに奴隷状態です。


 アメリカのテレビでは”奴隷”という言葉を使っていませんでしたが…。冒頭の”現代のプランテーション(植民地時代の大農園)”という言葉を使っていました。かつてプランテーションで働かされていたのが、”奴隷”です。


 さらに他にも全米に散らばる40店舗以上のセブン・イレブンを同じ犯罪で調査中だということです。これは、不祥事ではなくて犯罪です。オーナーたちは、最高で懲役20年の刑に服さないといけなくなるとのことです。


 米セブン・イレブンの本部は、全米の店舗を調査すると言っています。


 私は、ほぼ全部の店舗で不法移民を雇っていると思います。多くの店舗では、不法移民にも最低賃金は払っていると思いますが・・・。不法移民の活用は暗黙の了解、必要悪だと思います。この一部のセブン・イレブンの犯罪で、一生懸命働いている不法移民の人が強制送還されるのもどうかと思います。


 もちろん、週に100時間働かせて、賃金をまともに払わないのは犯罪です。


 これはコンビニだけではなく、飲食店やガソリンスタンドに収穫期の農場など、不法移民を雇っているところは多いと思います。

 

 このような移民など弱みを持った人を奴隷のように働かせるというのは、日本でもあるかもしれません。特に普通の人が嫌がる仕事、誰でもできる仕事は・・・。


 んーん、難しい問題です。でも商売している人、いや、みんなに言いたい。”商売の真理、人生の真理”はビートルズが言うように・・・


 ”And in the end, the love you take is equal to the love you make.”つまり、”あなたはあなたが与えた愛以上の愛は得られない”ってことです。


 このブログを書きながら、ビートルズの『アビー・ロード』を聴いていてそう思いました。


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