日米の違い Vol.37 正義感と行動 | 六月の虫のブログ

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 大阪の通り魔は、包丁で二人の善良な市民を殺しました。もし、拳銃がアメリカ並みに自由に所持できたとしたら、被害者は何十人出たかもしれません。


 もし、包丁やナイフが凶器なら、アメリカだったら周りの市民が犯人と戦うことを選ぶでしょう。


 9.11のペンシルベニアで墜落した飛行機。乗客たちが犯人に立ち向かったのです。だから、ニューヨークに飛ぶ前に落とせたのです。


 ずいぶん前、少年がナイフでバスジャックをした事件がありました。このとき、アメリカ人の友人は笑いながら、「だって、ナイフでしょ。乗客みんなで犯人を取り押さえれば簡単に事件は解決できたのに」と不思議がっていました。


 日本人はこう思うのでしょう。もし自分が犯人に立ち向かっても、他の人たちはただ見てるだけで助けてはくれないだろうと・・・。


 アメリカだと周りが結構協力し合って立ち向かうものです。最近でも飛行機の中で、狂ったお客や機長、フライトアテンダントなどを乗客が取り押さえた事件が三件もありました。


 この正義感の違いはなんだろう?


 宗教?文化?農耕民族と狩猟民族の違い?


 数年前、沖縄に駐留している米軍の軍曹にマスコミが次の質問をしました。


 「あなたは日本を守るために、沖縄にいるのですか?もし他国が日本を攻めてきたら、あなたは日本のために戦ってくれますか?」。


 その軍曹は「もし、大統領がそう命じれば、戦うでしょう。それが、私たちの任務です」と即答しました。




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