公共工事を外国企業に | 六月の虫のブログ

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 これはアメリカでの話です。


 信じられないことに、景気を底上げするための公共工事を中国の国営企業が受注してアメリカの橋や道路を作っているのです。働いているのもほとんどが中国人です。アメリカ国民の税金で、景気刺激策で出した公共工事を外国企業が自国から労働者まで連れてきて仕事をする。


 嘘のような本当の話です。


 自治体は財政が厳しくて、1ドルでも安く請け負ってくれる企業に工事を発注する。


 それらの自治体の言い分は、中国企業のほうが安く、そして、早く仕事をするからとのことです。


 う~ん、私の知り合いの製造業の社長も言っていました。日本人と比べて、「中国人のほうが文句も言わずによく働く」らしいのです。「夜勤は嫌だ」、「夏は暑いからクーラーつけてくれ」、「土日は働きたくない」など、こんなことばかり言うらしいのです。だから、中国人を雇う。コストは中国人のほうが高いのにもかかわらず、です。


 アメリカ人も、日本人も、豊かになると嫌な仕事はしたくなくなります。


 嫌な仕事なんかする必要ないですよね。私はそう思います。


 ただし、好きな仕事に就ける能力があればですが・・・。