無能な働き者  ~ なぜあの人は会社をダメにするのか ~

無能な働き者  ~ なぜあの人は会社をダメにするのか ~

「無能な働き者。これは処刑するしかない。理由は、働き者ではあるが、無能であるが故に、間違いに気付くことなく進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こしてしまうためだ。」
(第一次大戦後のドイツの軍人、ハンス・フォン・ゼークト)

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ゼークトの言葉では「怠け者」がかなり前向きにとらえられているが、これまで私が身近に見てきた会社で考えると、大部分の方たちは「働き者」だと思います。(そういう意味では、とてもよい会社にいるという、恵まれた環境だということでしょう。。。)


しかしながら、さまざまなプレッシャーがかかる中、「怠けず」にストレスと戦って、時には長時間労働に追いやられながらも、決して「充実感」や「達成感」で満たされている幸せな人、というのは、それほど多くは見かけません。


割に合わない、と思います。


なぜ「働き者」なのに、仕事にやりがいが感じられないのか、成果が出ないのか、ここに日本の組織の抱える、大きな闇があるように感じています。


日本人は、民族的に優秀で、伝統的に勤勉だと言われますが、高度経済成長からバブル期を経て、今や完全に国際競争力を失いつつありますし、その根本原因のひとつは、「人材」が「働き者」なのに、組織としての成果につながっていない、ということにあるのではないでしょうか?


もったいない、もったいない。