四月までラジオのお仕事をさせていただいた。
ラジオというのはやればやるほど素晴らしいメディアだ。
音声しかないメディア。
だからこそ視聴者の想像力に委ねられている部分が大きい。
例えば、パーソナリティやDJが"ここは宇宙です。"と言って宇宙っぽい効果音がかかれば視聴者は宇宙を創造してしまう。
昔、オーソンウェルズが"宇宙戦争"というラジオドラマを放送したところ、視聴者が本当に宇宙人が攻めてきたと思って大パニックに陥ったのは有名な話だ。
そういった意味で、ラジオはとても自由だなと感じていた。
工夫次第で番組のクオリティが上がることが楽しかった。
翻って、今年から力を入れようと思っている動画の場合。
今のところいくつかの不自由さと困難さを感じている。
一つは動画を一人では撮れないこと。
映像の種類にもよるが動きのある映像は一人ではまだ難しい。
音楽だとほとんど一人でも完成品近くまで持っていけるだけに、動画の時は大勢のスタッフがいつも必要というのはかなり大変だ。
いろいろと調べるとそれはクリアされる課題なのだろうか。
もう一つは動画は全てが映ってしまうので、予算の大小に左右されやすいということ。
例えば衣装にどれだけ凝っても背景に映っているものがショボいと絵自体のクオリティが随分落ちてしまう。
CGの技術や合成のテクニックがどうしても必要になってくる、それが今後の課題と感じている。
これらの課題を逆にクリエイティブに活かすところまでは行っていないのだけど、色々と試してみようと思う。