その日



チビを心配しながら
仕事に行った私は



午後に
チビが現れたか
どうか、LINEで


きいてみました


そしたら


チビは11時くらいに
お腹をすかせて

現れて


いつもは食べないドライフードまで
食べた……



……とのことです





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ホッと
ひと安心です


それと同時に


Hさんの心配そうな様子を
思い出し


私は

こんなにチビを心配するHさんが


たとえ一食でも
チビのゴハンを抜かすことは


ないんじゃないか、と


ようやく


思うことができました




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そして


私は


チビから
完全に手を引こう、と
思いました。



Hさんより私に
なついているチビにしてみたら


私が定期的に
ゴハンをあげる限り


Hさんのおうちには
帰らないだろう





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けれども




私が飼ってやれない状況で

チビの幸せは

Hさんのおうちにしか
なく


1日も早く


チビが
Hさんのおうちに
暮らすこと


慣れること


それ以外に

チビが幸せになれる方法は
ない



私は
そのジャマをしては
いけない、と

思いました。





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そして


翌日の午前2時にも

チビは
うちのガレージに

来なかった




これをきっかけに

私はチビのゴハンやりを
全てやめて


なるだけチビの前に
姿を現わさないように


しました。




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けれども

午前2時になると


チビが扉の前で私を
待ってるんじゃないか、と


気持ちがつらく


午前1時〜2時までは
出て行って


チビに会いたい
チビをダッコしたい


衝動を抑えるのが
つらかったです





私が持っている
チビの写真はこれしかなく

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この写真を
見たら


なんだか


胸が詰まります



もうちょっと
チビの写真を


撮っといたら
よかったなぁ〜〜




続きます