チビのお話です
ご近所さんに飼ってもらえることに
なったのに
脱走してうちのガレージに
戻ってきたチビネコ
連れ戻しにきた飼い主、Hさんの
ダッコも拒否してしまう
こうなってしまうと
なすすべがありません
チビがHさんのおうちで
過ごしているからこそ
安心していられた私は
またまた
チビチビが心配で……
この時期、またチビへの
ゴハンやりを開始しました
私は
夕方5〜6時と
夜中2時に
ゴハンをあげております
ただ
Hさんも
チビにゴハンを
上げてくれてて
Hさんのゴハンをあげる時間は
朝7時と
夜7時で
そんなわけで
チビは
朝7時(Hさん)
夕方5時(私)
夜7時(Hさん)
夜中2時(私)
……の1日4回
ゴハンをもらってました
私のゴハンやりを
やめてもよかったんだけど
もしや
Hさんがゴハンあげてなくて
チビがお腹をすかせてたら……
……と思うと心配で
ついついゴハンを
毎日2回あげてました
ただ
こうしていると
たぶん
ずっとチビは
このままの
膠着状態なんではないか
……とも
思ってまして
いっそ
私がゴハンやりを
やめて
ゴハンをくれる人が
Hさん1人になったら
チビはHさんになつき
Hさんのおうちに帰るんじゃないか
……そう思っていました。
ただ
ゴハンやりをやめるフンギリが
つかず
この頃もまた
モンモンと悩ましい日が
続きました
そんな日々の中
ある夜中
2時にチビのゴハンを
あげに
外に出ると
チビがいません
いつもは1時すぎには
扉の前で待っており
私が扉をあけようとすると
ニャーー
ニャーー
大騒ぎします
なんで
おかしいなぁ、と思いました
イヤな予感もしました
真っ暗なガレージで
30分、チビを待ち
結局、チビは現れず
その日は
あきらめて
眠りました。
翌日土曜日
クーを連れて出勤しようとすると
Hさんが寄ってきて
心配そうな
泣きそうな顔をしてます
そして
「今朝はチビがゴハンを
食べに来ないの」
……といいます。
「あ、夜中も来ませんでしたよ」
……というと
Hさん、さらに
心配そうに
「どうしたんだろう
気をつけといて、チビが来たら
すぐゴハンを、あげるわ」
……と言いました
続きます