保護団体に問い合わせた
結果は
保護してあげたほうが
いい、とのことでした。
この仔猫ちゃんはまだ
若く
じゅうぶん
家猫になれるだろうと……
そんなわけで
保護することに決め
飼い主さんをさがす段に
なって
いくつかの
猫の保護団体さんに
保護をお願いしました。
……が
どこもいっぱいで
断られてしまいました。
ただ
何件か有料で
引き取ってくれるところが
あるのを
ネットで知り
問い合わせをして
値段をきいてみると
猫ちゃん一匹
引き取り料28万円との
ことでした。
28万円でも
仔猫ちゃんが幸せになるなら
いい、と思いました
そこに預けるのが
1番だと思いました。
それで
そこへの引き取りを
ほぼ決めかけたとき
うちの父と母が
反対しました。
仔猫を連れて行って
どうするか、わからない、と
言うんです
お金だけとって
仔猫を捨てるとこだってある
そういう詐欺だってある……
……というんです。
その28万を提示した団体は
ちゃんとしたところそうだったし
そんなことないと
思いましたが
2人が反対するので
そして
私自身、チビちゃん(その仔猫ちゃん)の
幸せな暮らしを
できれば自分の目で
確かめられる範囲に
仔猫ちゃんを
渡したかったので
有料での引き取りは
いったん保留にしました。
うちで飼える可能性は
考えなかったのか
もちろん
それは1番に考えました
チビはおとなしい猫だったし
もしかしたら
クーとうまくいくんじゃないか
仲良くできないまでも
2匹が
平和に暮らすことは
できるんじゃないか
そのころには
チビのことが
心配で仕方がなかった私には
「チビをうちの子にする」
……というのが
1番安心できる解決であり
……その思いがずっとあり
それが私の心を
深く深く悩ませることに
なりました
続きます