くぅーん💓
きゅーん💕
ご近所のマダム(イヌ)から、娘さん(イヌ)を
虜にした先代犬
仮名 ダンディ(町内三大猛犬の一匹)
彼は、飼い主のわたしにも
ダンディな男(イヌ)であった
雨の日は、
わたしの傘に入り
いっしょに歩幅を合わせて歩く
そして、
だれかに話しかけられて立ち止まれば
わたしの横に座り
終わるまでじっと待っていた
わたしたちの横を過ぎる車は
通り過ぎてしまうまで
止まるか、すわるかして待っていた
訓練したわけではなく
彼にとって、
それが当たり前だったからである
死ぬときでさえ
彼はウチには入らないという
自分の美学を貫いた
彼はイナズマの夜にしか
うちの敷居はまたがないと
決めていたようである
ついでに言うと
彼は、生涯
犬小屋には入らなかった
彼には、二つ
新居を与えたにもかかわらず
頑固で忠実な日本の男(イヌ)
ある意味では、
女(飼い主)泣かせであったのかもしれない