彼の諸事情で、少しだけ離れて過ごしていました。それは、今回の喧嘩の理由にも通じることだったのですが…。
やっと、やっと。
自分の気持ちを切り替えることができました。
細かい事情はまだ言えないのですが、自分に大きな変化が訪れることがきっかけです。次にこうなるということは、やっぱり結婚することが私の運命だな、と思える出来事があって、それで決意を固めたというか、腹をくくりました。
私自身もきっかけがほしかったのだと思います。
やっぱり何だかんだ言っても、私ははるくんが大好きで一緒にいたいんですよね。でも、やり切れなくて、切なかった。
素直になるきっかけがほしかった。
その話をはるくんにすると、はるくんはすごく嬉しそうでした。照れ屋さんなので、ちょっとだけ照れ隠しをしていましたが。
はるくん、
私、春になったらお嫁さんになるからね。
はるくんのお嫁さんになるよ。
二人で、私の大好きな場所にゆっくり出かけて、たくさん話して、久しぶりにのんびりできました。
近くには、以前一緒に行った温泉もあって、二人であの時のことを思い出して笑いました。温泉から出て、二人でかき氷を食べた夏の日。
あの頃の二人には、
輪郭しか見えていなかった未来。
もっと言うと、去年の今頃、一人で来た私には想像すらできなかった未来。
次に何があるかなんて、大体想像できると思っていた。想像以上のことなんて、起こらないと思っていた。
でも、時々あるんだ。
そんなことを噛みしめる、今年の春なのでした。
