もう、久々に派手な喧嘩、というかすれ違い。



はっきり言えないのですが、彼が善かれと思って黙っていたことが私には許せなくて。もうどうしようもなかった。



何を信じたらいいのって……。



古いようですが、やはり、今までの家を出て嫁ぐわけで。そうなれば、血の繋がりのない私には、彼との信頼や愛情が唯一の寄る辺になる。彼のことでまだ知らないこともきっとあるけれど、何があっても信じていく。


………そう思っていた矢先の出来事でした。



彼の言い分も分かる。

私を想ってのことだって。

今が一番大事だと思ったからだと。

それでも、

それだからこそ、

伝えてほしかった。



夜のファミレスで、穏やかに話せたつもりだったけれど、駐車場で抱き寄せられて、涙が止まらなかった。



どうして。どうして。

分かってるけど。

でも、やっぱり言ってほしかった。



ゆかりちゃんと結婚したいんだよ。

他の女性じゃ駄目だよ。

安心してもらえるように頑張るから。



もう、何もかも忘れてしまいたかった。


悲しくて、苦しかった。


別にね、浮気とかお金とかそんなことではないんです。ただ…何て言えばいいのか。


優しさが仇になった、というか。


水くさい、というか。



これからも、大事なことでも状況を見て言ってくれないことがあるのかなって、不安になりました。例えば、病気になったり、何か大切なことを控えている時に、言ってくれないのって。


結婚式、入籍、このままできるのかなとすごく不安になりました。



でも、やっぱり。


それでもこの人が好きなのです。


分かり合いたい、もう一度ちゃんと信じたい。


そんな思いで、二人の中で対話を重ねています。


お互いに、やっぱり分かり合いたいのです。