私は、以前
『彼の好きな人』に触れたと思います。
付き合ってから一度、そのことで大きい喧嘩をしました。彼のSNSに一つだけ残っていた、彼の好きだった人についての書き込みを、私が、探ったわけではないけれど見つけてしまったのです。
好きな人がいたことは分かっていた。
そのことを責めるのはおかしい話。
ただ、私が簡単に見つけられるような場所にそんな書き込みを置いておいて欲しくなかった。
彼は、
私と付き合う前に気持ちにはもうケリをつけた。私と一緒にいる時が一番楽しいって気が付いたから私に交際を申し込んだ。その人のことなんて思い出さないくらい、今が幸せだ。でも、傷つけて本当にごめん。
と言いました。
浮気でもないですからね。
でも、恋愛経験の少ない私には、すぐに処理できなくて。その度に私は泣いてしまったし、彼は困っていたように思います。
私と付き合う前の片想いまで責めたらいけないと頭では分かっていても、私がそれを自分なりに落とすまでには、それなりの時間がかかりました。
彼の中で彼女が美化されるような気がして怖かったのだと思います。彼女が同じ職場の人でなければ、顔が分からない分よかったかも知れません。
結局は、色々な出来事を経る中で、
私を誰よりも大事に思って心配してくれている。
二人には精神的にもちゃんと繋がりがある。
ということを、彼が言葉だけではなく態度で示してくれたから、私も素直になれたんだと思います。彼がやっぱり好きだという思いに。離れたくはないんだということに。
また、そのことも彼を創った一部なんだと思えるくらいに気持ちを落ち着けられたのは、夏頃のことでした。
江野先輩からラインが来て、読んでいる時に、
自分だって気になる人がいた。今だって、ラインを読んで、ちょっとだけ感傷的になっている。
はるくんが振り向いてくれなければ、一緒になろうかとさえ思っていた。
そんな打算があった自分も自分。
そして、先輩が一生懸命に励ましてくれたからやってこれた部分もあるのだということを振り返ったら、彼のことも同じだと思えたのです。
彼の不用意さはやっぱり駄目だ。
でも、私も、色々あった。
色々あったのはお互い様だ。
お互い、いい歳だもの。
色々あったことが、今の二人を作った。
お互いに、自分はもう一人ではなく、二人なのだということを自覚するきっかけになる出来事でした。
責めてしまった日。
やっぱり大好きって思った日。
全部大事で必要な日だったと今は思えます。
今は、ですけどね(笑)