先輩は、私が新入社員だった時、同じ支社やってきた人だった。歳は10歳ほど上。


いわゆる職場のエース!


そして、私をすごく気にかけてくれる。

仕事のことなら何でも相談できた。

先輩は、何事にも自信がない私の背中を押してくれた。できるよ、と思わせてくれた。

私は、その頃女上司からのパワハラで学歴を揶揄されたり、年齢を皮肉られたりしていました。信じられない話だけれど、私が仕事をしている女社会では、出る杭、そして男性から可愛がられる杭は容赦なく打たれ、退職まで追い込まれた人も多かったのです。

私は、今思えばすごく可愛がられていたのです。でも、それは後輩としてだと思っていました。だから、言われることなんて何もないって。

女上司から
「あんたなんか、ちょっと学歴が良くて可愛がられてるからっていい気になるなよ。絶対辞めさせてやるからな!」
って言われるまではね。

で、他の先輩は怒られている私に関わると自分もターゲットにされるから黙っていて。

でも、江野先輩は助けてくれた。

おかげで辞めずに済んだ。

私は、それ以上に思ってはなかったのです。

実際、それ以上の関係ではなかったし。職場以外で会うこともなかったし。



けれど、奥さんは…。



私のこととは別の理由でお別れになったそうですが、別れ話で自分のことが出たと聞いて、私は、勘違いされるようなことはしてない…つもりでも、妻子ある身の方に接する時は、気をつけなきゃ、と反省しました。無知な自分を猛省しました。

それからはずっと付かず離れずの関係。


その先輩からのライン。




『元気ですか。』




私の心は、ギクっとしたのです。