話し始めたらどんどん出てくるのは

歳をとった証拠ですかね😅



今回はあまりいい話じゃないので

かなりぼかして書きます。



わたしにはとても仲の良い

サックス吹きの男友達がいました。


失恋をしたときは

その友人の家で何人か友達を呼んで

徹夜の桃鉄会を開いて

気を紛らわせてくれたり


いろいろ楽しい思い出があります。



でもね、一つだけ欠点があって。

お金にルーズな人でした。



我が家の家訓として

貸した金は戻ってこないと思え。

貸すならやれ。

というのがありまして。


給料日までに食費が足りないから貸して

と言われれば

じゃあ、お金は出すから一緒に食事しよう

という感じで答えてました。


お金がなくなることよりも

お金のせいで友情に曇りが出ることの方が

嫌だったので。



楽器もね、

若いと

いろいろ貸し借りすることってありますよね。


わたしが楽器を買ったのは

大人になってから自分の給料で

だったので

色々な方や学校の楽器をお借りしたりして

音楽をしてきました。


でも、とある方から

楽器をお貸ししていただいた時期に


「おれは誰にでも貸さんよ?

 楽器にも癖もつくし、信頼もあるしね。」


と、言われたことがあって

ともすれば麻痺しているけど

楽器って高価だし、

貸し借りは良くないということを

教えていただいたことがあります。


だから、

楽器を貸すこともなかったのでした。

ま、その前に自分が使ってましたけどね。



で。

友人ですが。


新しい彼女ができて

(元カノはわたしではない。念のため。)

多分彼女がわたしを嫌がったのだろうと

思います。

それから、友人の家に行くことも

2人で飲むこともなくなりました。


ま、それは当たり前のことですよね。




そんな時にある人から電話が来ました。

一緒に桃鉄をした仲間でした。


「juneちゃん、あいつにお金貸してない?」


わたしは全然お金を貸してなかった。


「楽器は?

 あいつみんなからお金と楽器借りて

 消えてしまった。

 彼女からもたくさん借りて!」


わたしは何も貸してなかった。

かなり大変な事件だったようです。





それ以来、友人とは音信不通ですけど、

ここでいいたいのは


人にお金を貸しちゃいけないよ、とか

人に楽器を貸しちゃいけないよ、とか


そういうことじゃなく



ま、たんなる思い出話ではある。