フィルム型ペロブスカイト
 

皆様こんにちは。
株式会社純友電工、広報担当の松本です。

 

今回はTOSHIBAが開発しているフィルム型ペロブスカイトがかなり効果が高いとの情報を受けて当社でもいろいろと考えさせられる事があったので記事にします。

 

なんとエネルギー変換効率は驚異の15.1%を記録したとの事。これはペロブスカイトの時代が来るのも目の前ですね。

 

2ステッププロセスと言う手法で、基板上に塗布したPbl2膜上からMAIインクを塗布することでMAPbl3膜を成膜します。

行程はいろいろとありますが、発電効率は今以上に向上する予定でした。

しかしまだまだ課題も多い状態だったのですが、MAPbI3結晶の成長を制御することができる1ステッププロセスのメニスカス塗布法(1ステップメニスカス塗布法)を開発したとの事。

MAPbl3インクや乾燥プロセス、装置の開発などで大面積を均一に塗布する事に成功しました。

成膜プロセスの工程が従来の半分、更には塗布速度を高速化する事が可能になるそうです。

今回の新たな手法によって、高効率であり、低単価なフィルム型ペロブスカイト太陽光電池の実用化に向けて大きく前進しました。

純友電工は今後もTOSHIBAの動きに着目していきたいと思います。