こんにちは
建築士のjuriです
間取りのこだわりの第4段
今日はキッチンについてです。
LDKの配置のときにお話しした通り、
キッチンは
ダイニングともリビングとも
隣り合うことをまず第一に考えました
炊事中も片付けのときも
できるだけ家族の顔を見ていたいという
そんな思いからです
家事もできるだけノンストレスで
楽しく
楽にしたい
キッチン内の配置で大切に考えたのは
とにかく
一歩のムダを減らす
ということです。
なんとなーく配置してしまう
キッチン(コンロや食洗機)と
背面収納と
冷蔵庫
これ、難しいんです。
よくある配置は、
キッチンの後ろに
冷蔵庫と背面収納を並べる形です
よく
コンロ⇄シンク⇄冷蔵庫(⇄コンロ)
の三角形をできるだけ小さく
と言います。
確かにそれは大切なことです。
この配置で難しいのが
背面収納と冷蔵庫を並べた時の
厚みの違いです
冷蔵庫って結構な奥行きがあります。
65センチから70センチくらい
かたや
背面収納で1番多いのは
45センチくらいです
(60センチのものもありますが
パターンが割と少ないです)
並ぶもので奥行きが20センチ以上
違ってくる。。
でこぼこ、
気になりませんか
そして
キッチンとの離れも
背面収納に合わせるのか
冷蔵庫に合わせるのかで
ずいぶん変わってきます。
冷蔵庫の厚みに合わせて
キッチンとの離れを作ってしまうと、
キッチンと背面収納の間隔が
だいぶ遠くなります
これが、
一歩のムダとなります
食器を取るのにも
オーブンやレンジを使うのにも
キッチンから振り返って
2歩歩かないと
届かない、
ということです。
たかが一歩、
されど一歩
時間にゆとりがあれば
気にならないかもしれませんが
仕事から帰って
子どもたちをお迎えに行って
ごはんの支度
お風呂に入れて
もーーー
とにかく早く寝かせたいし
ほんとに大げさでなく
秒単位で動いてます
この
大きな一歩をどうやって我が家は
克服したのか
次回は
食洗機と背面収納(食器棚)
についてもお話ししますね
これは知人に聞いて
目から鱗だったことでした
もうすぐ
会社につきそうなので
次回に続きます