かなり強い雨だった。
昨夜いつのまにか寝てしまったらしく、変な時間に起きてしまったので、下の部屋に行って少し読書をする。
その間もまだ雨はやまない。
雨よ、どーかそんなに降らないでくれぇと願いながらもう一度寝たんだけど、結局朝まで降ってたようだ。
そう、今日は精霊流しなんだ。
あんまり雨が降ってしまって川が増水すると灯篭が流せないんだよ。
精霊流しの際に花火も燃やそうってことで、花火の買い出しもしてある。
慎太郎と花火を固定するためのブロックをホームセンターで買い出して川の様子を見にいく。
いやぁ、けっこうな増水である。
精霊流しってのはこうゆったりと流れていく様がいいんだけど、これじゃラフティングである。
まぁ時間は夜の7時なのでそれまでに水が引いてくれたらいいのだが…
昼頃、井上さんていう親方がやってきて、精霊流しのヤグラを作りにきたので、僕らも手伝う。
そういう作業なら僕も得意だ。
なんかいい感じ。
姪の楓を連れた弟夫婦も妹夫婦も到着し、従兄弟達も続々と集合。
なんだか賑やかになってきて、気分も盛り上がる。
僕は両親に預けていた芋ジャーと長靴を装着して完全に職人姿。
お袋が姪達を連れてお散歩。
18時になったので、いったん川に行ってはなびのセッティングへ。
川の増水はまだ引いてない。
実行委員に聞いてみるとやはり今日は灯篭は川には流せない模様。どうにか説得を試みたけど、灯篭を回収する人が川に入れないので、やっぱり無理だって。
がーーーーっくし…
まっしょうがない。
家に戻るとヤグラにロウソクが立ってある。
火をつけ19時にスタート。
川には流せなかったけど、無事に精霊流しやりきったよ!婆ちゃん!ありがとね!
そこからは母屋にて呑み会。
「水曜日どうでしょう」で大泉洋が原付でだるまの嫁を探しに行くくだりで、大分まで行くんだけど、その姫だるま。それが竹田の名産でもあるんだ。
昔はそこらじゅうに売ってたらしいんだけど、今や姫だるまを作ってるのが一軒のみというのと、そのテレビの影響で最近じゃ普通に買えるのが3年待ちなんだって。
んで、しゅとカフェに飾りたいなぁと思って伯父や伯母に聞いたら、「洋介、活躍してくれたから1つこっそり持ってっていいよー!」
だって!
「まじ?いいの?選んでいい?」
ってことで選んだのがこの娘。
あっ左が姫だるまね。
ビールもだいぶ呑んだな。
伯父さん達ともたくさん話した。
僕のルーツ。
大分県竹田。
うん。
いい街だな。
好きだな。