麻雀店ではAKレーシングの椅子がNGなのはなぜ? | 雀ctionのブログ

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これまでにないまったく新しいタイプのノーレート雀荘です。2024秋に開業を目指しています。

麻雀店を開業するにあたり、様々な準備があります。

麻雀卓の購入だけでなく、テナントとの契約、税務署への届け出・・・

とにかくたくさんの準備があるのですが、最初にイメージしていたのと大きく違ったのが警察署への「風営法(4号)」の申請です。

店の付近に学校や病院などがあってはいけないとかは知っていました。

しかし、一番びっくりしたことが「椅子(いす)」のことです。

 

麻雀対局番組でよく目に付くのがAKレーシングの椅子。

 

AKレーシングの椅子は1台2万円から5万円。

他の番組でもよく見られます。

 

本田翼さん起用で爆発的にヒットした商品ですが

 

 

この記事の中に・・・

椅子の高さは118~124.5cm。座面の幅は38cm、奥行きは46cm。座面の高さの調節範囲は33~39.5cm。重量は24kg。

 

これが問題なのです。

椅子の高さが100cm超え。風営法によると

 

 

というワケで、椅子の高さが引っかかることで麻雀店には導入できないのです。

 

テレビ対局ではたくさん出てくるAKレーシングの椅子ですが、番組は風営法の対象ではないのでOK。

 

一歩間違えれば、発注ミスでキャンセル料を払っていたかもしれません。

 

それにしても、なんでダメなんでしょうね。

 

1984年。日本の景気がよくなってきたころ、激震が走りました。

それまでは深夜12時を過ぎても「夜はこれから・・」と盛り場では盛り上がっていました。

しかし突然、深夜12時過ぎたら閉店しなさいっていう国からの命令(-_-;)

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 - Wikipedia

当時、池袋や歌舞伎町でも遊んでいた私も大ショック。

歌舞伎町でよく流れていたスティービーワンダーの「パートタイムラヴァー」もせつなく聴こえました。

 

AKレーシングさん!

麻雀店仕様の椅子、作ってください!!