ぱっと見、ロダンの「門」みたいだと思いましたが
よく見ると
バリやインドの朽ちた寺社を思わせる木彫りの門
エントランスは「ロードオブザリング」に出てきそう
そんな館内で富士の溶岩から滴る清水の中庭を眺めながら
お抹茶で一服
河口湖畔にある
辻が花の「久保田一竹美術館」
幾枚もの連作は
合わせて一葉の絵になります

もちろん一着一着
実際に袖を通す着物としても魅力を感じます

「辻が花」は室町時代ブームとなった
絞りによる紋様染で
戦国時代の武将や奥方様の衣装として目にする機会もあるかと思います…

「辻が花」は製作に時間(一着約一年)とコストがかかり過ぎてしまい
江戸時代に入ると
台所事情もさることながら
流行りのサイクルが余りに短く
そのニーズに対応出来る
「友禅」にとって代わられた
のでは?と勝手に思ったりしています

そんな辻が花を現代に蘇らせたのが
初代「久保田一竹」
彼の「辻が花」は
鮮やかな色を使っていたり
奇抜な構図であったりと
華やかではありますが
絞りによる「ぼかし」の効果でしょうか?
どことなくシックにまとまっていて
「私も是非一着
」
」と思わずにはいられませんでしたが
何せ「辻が花」
間違いなく「レイニー」
マンションが買える程の大枚を叩いても
「サマー」な私にはけっして似合うとは言えないところがサミシイ
Colorist Junko





