救急車を人生で初めて呼んだ。
玄関の鍵をかけ、自力で歩いて救急車へ乗った。

救急隊員さんが家から車で5分くらいの某大学病院へ搬送します
と告げてすぐ到着。

テレビ番組で見たことあるような景色だった。

救命センターの、カーテンで仕切られた一角に運ばれそれからいろいろな検査をした
正直、右足の痛みがひどくそこでの先生や看護師との会話はあまり覚えていない。

ただ、汗だくで ウ〜ウ〜と うなっていた。

記憶があるのは 痛みがなくなってからだ。

『尿検査に行きます』と言われ、車椅子に乗せらた時だった
(あれ?なにこれ… 痛みが急にやわらいできたよ?)
採尿が終わり、元のカーテンで仕切られた一角に戻るとほとんど痛く無い。
その事を先生に告げると
『運ばれて来た時の痛みが10だとすると、今どのくらいですか?』
『う〜ん、1か2くらいですかね。なんかお騒がせしてすいません…』
『もしかしたら尿管に結石が詰まって、ここへ来てなんらかの拍子で結石が膀胱に落ちたかもしれませんね…』

なるほど
私の知り合いの3人の先輩も厄年期間に尿管結石になり、特に1人の先輩は高速道路を運転中、急にきた激痛に耐えられず路肩に停車して助けを呼んだのを思い出し先生の話も納得。

そんな私に
『でもねこんぺいとうさん、最初背中に激痛が走ったとおっしゃっていて、まだ背中は痛むんですよね?』

『そうですね、今、右足の痛みが2くらいだとしたら、背中の痛みは4くらいですかね、さっきまで右足の痛みが10だったので背中の痛みは気にならなかったですが』

『稀なんですが、このような主訴の方で造影剤CTを撮ってからわかる大動脈解離という怖い病気だったって方もいます、ただ造影剤CTには同意書にサインしていただかないといけませんし、こんぺいとうさん元気そうなので、どうします?CTだけ撮りますか?』

『せっかくここまでやってもらったんで、なんでもなかったって結果を持って帰りたいのでお願いします!』

早速これまた人生初の造影剤CT

造影剤を体内にいれるとすぐ、カァーっと全身温かくなってくる
変な話だが、肛門の先まで熱くなる。

CTを撮って、カーテンで仕切られた一角に戻り、
しばらく天井をながめていた。

(救急車で来たからタクシーで帰らないかんな…途中のラーメンでランチしたいからタクシーで降ろしてもらい、食べたら歩いて帰ろうかな)

なんて事を考えていた
すると 私のいたブース内が少し慌ただしくなる。

ボソボソっと『スタンフォードB』という言葉が聞こえた

まさか…帰れんの⁉️💦