母は、今日で66歳になります。
私が同居を始めた時、婆さんは67歳になったばかりでした。
同居を決めたのは、婆さんが66歳の時。
いや、同居前提の結婚前提の付き合いだったので、同居に同意したのは、もっと前だよね…
その時の、旦那の言葉…
『高齢やから、結婚したら同居したいと思ってる』
確かに、30歳手前の私達にとって、60代70代のジジババは、とても高齢に思えた。
お互い一人っ子同士の私達は、親を看るのは自分しかいないと、いつの頃からか覚悟していた。
だから、私も旦那の気持ちを理解し、即、同意してしまった…
67歳で同居した婆さんは、すべてを私に押し付け、自由気ままな生活が始まった。
以前にも記事に書いたように、毎日のように遊び呆ける生活が8年くらい続いた。
今、思えば、同居の必要性は全くなかった…
今日で66歳になった母は、父と二人暮らしなので、もちろん家事はすべて行わなければならない。そして、実家近くで一人暮らしする92歳の母親(私のお婆ちゃん)の世話もしている。
高齢だから…との理由で、旦那の両親と同居することを決めたのに…
いざ、自分の親が、ほぼ同じ年齢に達したのに、私は何もしてあげられない。
不公平と言うか…
矛盾してると言うか…
いずれ、ジジババが逝って居なくなれば、実父母を呼び寄せ、世話をしたいと思っている。
ジジババが居なくなり、せっかく自由の身になったとしても…
いくら実父母とは言え、同居は大変なことだとわかっていても…
旦那の親は看て、自分の親を看れないなんて、やっぱり矛盾してるよ。
…とは思っていても、実際はどうなるかわからない。
婆さんは、今、77歳。
高血圧、痛風持ちだが安定している。
確実に90歳まで生きるだろう。いや、それ以上かも。
もし90歳で逝ったとしても、その時、私の母は、もう80歳近くになっている。
そんなになるまで、私は両親に充分な世話をしてあげることが出来ない。
今は二人とも元気なんですけどね。
今、出来ることしてあげよう。
…なんて、ちょっと考えてみました
