かなり前の話ですが…
婆さん70歳くらい、私が30代半ばの頃です。(7~8年前くらい?)
爺さんと婆さんは、よく出掛けていました。ある日、婆さんは洋服を買ってきました。
婆『きんときさん、見てちょうだい。いいでしょう』
黒地に金や紫で、なんかの花や扇の模様が洋服全体にありました。
き『いい服ですね』
もちろん、社交辞令。
婆『あら。じゃあ、きんときさん着る?あげるわよ!』
ゲゲゲΣ(=°ω°=;ノ)ノ
無理っ!そんな服着れない!
き『い、いえ、結構です…』
爺『そうや、そうや、きんときさんが着なさい。〇子(婆さん)、きんときさんにあげなさい』
爺まで何を言い出す!!余計なことを言うなっ(゙ `-´)/
元々、爺婆の趣味はイマイチ…
私の誕生日に、服を買ってくれる爺婆だが、すべて黒か茶色…デザインもイマイチ…(_ _。)
しかし、貰ったからには着ないといけない…
幼稚園・学校に行く時や、友達に会う時には着れない…
家族で出掛ける時、しかも遠くに行く時など、知り合いに会わない時に着る。
着た時は、婆さんに見せて、『ちゃんと来てますよ』アピールする。
その後は着ない…婆さんも忘れてる…
着ない服がたまったので、捨てようと思ったが、もし!もしも!万が一っ!婆さんが『あの時の服は?』なんて言ってきたら困るので、ゴミ袋に入れて、クローゼットに置いてます。
私用に買ってくれた服でも着れないのに、婆さんが自分用に買った服なんて着れるわけがないっ!
この扇柄…どう頑張っても、一回だけでも着れない…(T▽T;)
なんとか、阻止しようと思うが…
爺『〇子(婆さん)は、また買ったらいいから、きんときさんにあげなさい』
婆『そうねぇ~、きんときさんにも似合うと思うわ』
いい加減にしてくれ~(。>0<。)
き『いえいえ、せっかくお義母さんが自分のために買ったんやし、お義母さんが着ないとね!!私はいいですから、お義母さん、着てください!!』
婆『あら、そう~』
ひょえ~(ノ◇≦。)
あっぶなかったぁ~(((( ;°Д°))))
…なんてことがありました。
最近は、あまり出掛けないので、洋服でなく現金になりました(^^)
それが、一番、嬉しゅうございます♪