私の左足のスネのところに、15㎝程の傷痕が残ってます。
同居1年目。長女が10ヶ月の時、初めて熱を出しました。
38℃を少し越えていたと思います。
夜6時くらいで、夕食の準備をしていました。
私は基本、風邪くらいで病院はいかないという考えで、初めての子供で、初めての熱にも関わらず、まぁ一晩、様子見たらええかぁ~と思ってました。
ところが、当時はしっかりしていたジジイ…しっかりと言うか、口うるさいジジイで、自分が「こうだ」と思うことは、思い込んで、曲げないタイプだったので、『すぐに病院に行けぇ!』とわめきだした。
私は、熱が下がるかもしれないので…という意味で『どうなるかわからへんから様子みます』と言うたのに、
爺さん『どうなるかわからんから、病院に行くんやっ!』と。
まぁ、確かにそうなんだけど…
熱が上がるかもしれんけど…
熱出て、速攻、行かんでも…
板挟みになった婆さんは『〇〇(旦那)に電話して聞いてみましょう』と言い出した。
仕事中の旦那に電話するのは嫌だったが、旦那から言ってもらえば、爺さんも納得すると思ったので電話したが、電話にはでなかった。
仕方なく、渋々、病院に行くことにした。
私も、かなり頭にきていて、イライラしながら玄関を出た。
うちは玄関から、門まで数段の階段がある。
外は真っ暗で、門柱灯もついていなかったと思う。
長女を抱っこし、階段を降りたら、階段を踏み外してしまった…( ̄□||||!!
一瞬の判断…
長女を怪我させてはいけないと思い、両手で長女を抱きしめた!
そして、私は膝が折れた形で、階段をズルズルっと滑り落ちた。
冬だったので、少し厚めのズボンをはいていたが、ズボンの左足部分は裂けるようにビリビリに破れた…
たいした出血はなかったが、大きく皮膚がめくれた…
その傷が今でも残っている…( TДT)
まぁ、歳も歳なので、足を出すこともないし、たいして気にはならないけど、傷を見ると、当時のことを鮮明に思い出します。
で、結局、病院に行った結果…
熱が出てすぐなので、インフルエンザの検査をしても、わからないと…
ほら、見てみろ(-""-;)
で、水分をいっぱい摂るようにと指示を頂き、帰宅しました。
私もイライラして出ていったので、子供のものは何も持たずに出ていってしまいました。
そういえば、夕飯の支度中で、自分達も長女も何も食べていませんでした…
長女もお腹がすいていたと思います。
帰宅してすぐにミルクをあげると、お腹いっぱいになり、ご機嫌になりました。
それを見たジジイ…
『ほら、見てみろ!こんなに元気になった!やっぱり、ワシの言う通りに病院に行って良かったやろう』と、大満足…
何、言うとんねんジジイ!病院では何の治療もしてもらってへんわっ!無理矢理、病院に行って、待たされて、お腹もすいてグッタリしとったんや!ミルク飲んでご機嫌になったんじゃい!!
当時の私には、そんなことを言う勇気もなく、心の中で叫び、悔しい思いをしました…
しかも、足も怪我したし…
最悪(-_-#)な、思い出話…