なぜか

YouTubeで

若い頃から最近まで

松田聖子さんの

瑠璃色の地球を

見比べてました。


若さ故の

可愛らしさ

勢い

エネルギー

少々雑味があっても

ルックスでカバー

されてたときと


中年

いや

聖子には

似合わない

初老という言葉

に近づいて

キーが下がった

最近。


どっちがいいか?

というと

わたしは断然

最近の方がいい。


この曲

出たてのころ

松本隆さんの

詞がいいからじゃんよ!

と思ってました。

昭和のアイドルの歌詞は

みんな昔の歌詠みたいな

エロが暗喩されていて

気持ち悪いなぁ

と好きにならなかった中

この曲は、異色路線で

聖子も結婚して

出産して

女性の神秘性アピールなのか?

とあまり好きになれなかった。


でも

今の聖子が歌ってるのを見ると

歌手という仕事が彼女のご使事であり

歌詞を読み込んで

味わい尽くしているのが

伝わってくる。

湯川れいこさんが

聖子がアメリカで

歯を食いしばって

努力して

声のために口の中を手術したのも知ってるから

外野がどう言おうと

彼女をとやかく言えない

とどこかに書いていた。

それが伝わってくる

声、顔、姿だった。

声量も発声も

段違いに素晴らしくなっていて

声も絶対的な安定感がある。

なんか、ちょっと

悟りみたいな感じすら感じた。


何でも

全霊でやり尽くすと

そうなるんだな

そんなことを感じてたら

不覚にもうるっとしてしまった。


カラオケで

瑠璃色の地球を歌いたくなった。

森口博子さんが

瑠璃色の地球を

歌っているのも見たが

憧れの同郷の大先輩への

リスペクトや

この曲を歌わせて貰えることへの

喜びと感謝に溢れた

神々しい感じで

こちらもぞくっとしてしまった。

人の力ってすごい。


わたしも

全霊で生きよう、

そんなふうに思った夏至でした。


瑠璃色の地球、

ヒトカラ、するかも。