歴史の流れがわからないよーって人用ですね。

中3生!
時代の名前を縄文時代〜令和まで順番に言えますか?

縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→平安→鎌倉→南北朝→室町→戦国→安土桃山→江戸→明治→大正→昭和→平成→令和

です。たぶん…😅w

これ覚えろって言われても…たいへんだぁ。ってなりますよね。

ここで流れを説明していきますね。
時代の変化に出てくるキーポイントを抑えることが大事だと思います!

まず、人々は狩りをして生活してました。これが縄文時代です。
そこに『稲作』が入ってきました。すると弥生時代に突入します。
稲作が入ってきたことで、豊作の土地と不作の土地が出てきます。
人々の争いが始まり、強者は権力を持っていきます。これが『豪族』と呼ばれるものとなり、お墓には『古墳』が築かれました。
豪族がそれぞれの土地で権力を握っていましたがそれをまとめる奴が現れ始めます。
卑弥呼とかがここで出てきます。

古墳時代までは権力の大きさをお墓の大きさで示していましたが、次の時代からは『法律』で示していくようになります。
この法律を考えたのが聖徳太子です。
聖徳太子によって様々なルールができました。
新たなルールとともに『仏教』が力を強めていきます。聖徳太子の時代を飛鳥時代といいます。

その後仏教の力で政治を進めようという流れになり、奈良時代になっていきます。
聖武天皇の大仏だとか、行基、鑑真とかがここら辺ですね。
仏教で治めようとしたのが奈良時代です。覚えておきましょう。

仏教の力がどんどんどんどん強くなっていくと困るのは誰か…天皇です。

そこで桓武天皇は、最澄と空海の密教を推して、仏教=修行という流派を広げさせ、『平安京』に都を移し、平安時代の初期に入ります。

こうして天皇に権力が戻ってくると、その権力を自分のものにしようと『藤原氏』が『摂関政治』をします。
藤原氏が滅亡すると『平氏』が力を持ち始め武士の時代が来て、平安時代末期となります。
平家物語にあるように盛者必衰というのか、平氏は『源氏』によって滅ぼされ、鎌倉時代に入ります。

『元寇』で弱ってる幕府の隙をついて、後醍醐天皇が幕府を倒し、朝廷の権力が復活します。

しかし、後醍醐天皇が『建武の新政』を行い、後醍醐天皇の朝廷と足利氏の本来あった朝廷の二つに分かれてしまい、南北朝時代になり、足利氏が権力を取り戻して室町時代に入ります。

思ったより長くなってしまったので簡潔に。

あとは、戦国時代に入って信長、秀吉、家康と御三家の流れですね。

信長と秀吉の時代を安土桃山時代。家康の時代から江戸時代が始まります。

江戸幕府が終わりを迎えるのは、『明治維新』によるものです。

だから次は明治時代!

段々と今の生活に近づいてきているのが見えているでしょうか。

大正→昭和→平成→令和はわかると思うのでカット!


どうですか。縄文時代〜令和まで順番に言えますか?

最初よりも覚えやすくなったのではないでしょうか。

ただ暗記するのではなく、このように背景の知識と絡めて流れを抑えることが、結果として暗記量の向上にもつながるし、点数にも結びつきやすいと思います。