9月後半の俳句
です
※フリー素材より画像拝借
遠征の
二番ホームに
ぎんやんま
銀蜻蜓
季語【秋】=銀蜻蜓(ギンヤンマ)
部活動の遠征の帰り
駅のホームにいたのは
赤とんぼではなく
ギンヤンマ(か、オニヤンマ)
だったか・・・
そんな記憶があるような
ないような
フリー素材の拝借画像は
オニヤンマかギンヤンマか
定かではありません
下五の「銀蜻蜓」は
「赤とんぼ」にも「鬼蜻蜓」にも
置換できますが
遠征ですから
ノスタルジックな「赤とんぼ」より
「鬼」より青春っぽく「銀」を
選びました
「秋の蝶」は前回使いましたしね
中秋の名月
つきしろ
月白や
路地
つやつやと
照らしけり
季語【秋】=月白(つきしろ)
「月代」(つきしろ)とも書かれる
三秋(さんしゅう)の季語にもなる
月白色(げっぱくいろ)と表され
ひんやりとした秋の風や
月の光にも色名を付ける
日本人ならではの感性
月が東の空に昇るのを前に
空がだんだん明るく白んでいく
様子をいう
特に十五夜の月の出を待つ
月見客たちの待ち焦がれる思いを
表している
げっこう
月光や
瓦屋根
てらてら
光る
月光を季語として使う場合は【秋】
月明かりに照らされた瓦屋根が
テカテカ光る板海苔みたいだなぁ・・・と
着想した追句
いずれもオノマトペです
月光を浴びると
血液がサラサラする感じが
しませんか?
月光線には
そんな不思議な作用があるような
気がしてなりません
照る、てらてら、てかてか
光る、輝く、つやつや
きらきら、さらさら、ぴかぴか
・・・しまいには
わけがわからなくなりました