4月後半の俳句
はいつくばりて
這い蹲りて
なお
きそいおう
競い合う
おちつばき
落椿
季語(春・4月)
は
落椿【おちつばき】
庭に落ちるたくさんの八重椿
枯れて落ちるものもあれば
鮮やかな色のまま
落ちてしまうものもあり
土の上、草(雑草)の上に
落ちてもなお
競い合いかのように這いつくばり
拾っても拾ってもキリがない
落ち椿を詠みました
レイトショー
つま つれだちぬ
夫連れ立ちぬ
おぼろづき
朧月
※フリー素材
実際のところ
レイトショーを観にでかけたのは
娘と連れ立ってのことでしたが
中七の文字数の都合上
と
朧月夜にしっくりくるのは
中年夫婦のほうなのでは?
レイトショーではありませんが
朧月夜に
自宅にて夫婦一緒に観るのに
こちらの映画がよさそうですよ
click
とげいたし
棘痛し
さんざしのはな
山査子の花
咲くを知る
<2021年5月撮影>
季語(春・4月)
は
山査子の花
【さんざしのはな】
肩口に棘が当たって
「あ痛っ」と見上げれば
今年も花が咲いていたのね!
・・・という実体験を
詠みました
我が家の山査子は
まだ花が咲いていないので
フライング俳句なわけで・・・
画像も去年の5月に撮ったものです
しかも我が家の木
正しくは
常盤山査子
(ときわさんざし)
別名
ピラカンサ(ピラカンサス)
といい
正確には「山査子」とは
少し違う品種です
晩秋には真っ赤な実をつけます
<2021年11月撮影>
山査子も常盤山査子も
なかなか鋭い棘を持っていて
肩や腕に当たると
かなり痛いです
白い小花は可憐ですが
とにかく厄介な棘でございます
我が家のそれは
植栽したのではなく
鳥の置き土産・・・
<2021年5月撮影>
気づいた時にはもうそれなりに
生長しておりました
山査子はあの名曲にも出てきますよね
4番の最後の歌詞です