3年の歳月を掛けて
全身全霊を賭けて
シゲちゃんが書きあげた
なれのはて
やっとこ読み終わりましたーーっ(おっそ)
いやもぅホント時間かかったわ〜
だってページを進めようにも、ちょっと何これどーゆー意味って言葉がしょっちゅう出てくるんだもの
鯨幕とか朔風とか。入相の鐘とかイビタキとか。
抜山蓋世とか
でスマホで調べちゃうと。。。
へ〜白黒の幕のこと鯨幕って言うのか
それじゃ紅白の幕にも同じ様に何か魚の名前が付いてたりするのかな
朔って北って意味があるんだ
じゃあ南風にも、朔風みたいに風流な別の呼び方あるの
イビタキって鳥がいるんだ〜。。
あっルリビタキ
んじゃイビタキとルリビタキの違いってどんなよ
ってかルリビタキってカワセミと似てない〜
。。。ってどんどん脱線しちゃって
話がちっっとも進まないったらないのよ
シゲちゃんはなんでそんなにいろんな難しい言葉をたくさん知ってるの人生何回目←あ。作家でしたわね作家ってすごいんだな(今更かーい)
なんか。。開成高校かどこか名門校の国語の名物先生の授業が、一冊の本を一字一句細かく調べながら、その言葉の意味を生徒と一緒に実際体験しちゃったりもして、すっごい時間かけて読み込んでいくんだ、っていうのを昔TVで観たことあったんだけど、、、
まさしく私のなれのはて読了までの道のりはそんな感じで。。果てしなかったです
面白くて息つく間もなくあっという間に読んでしまったって言ってる人がいっぱいいたけどね。。。尊敬しかない
そんな風に読み進んだ
なれのはては
第1章の最初のページから私には衝撃的でもあり
ある日突然姿をくらましてしまったお父さんも
りくみのおばあちゃまが受けた艱難辛苦も
菊名も
綱島街道も
発達障害も
自閉症も
教会の鐘の音も
聖書の言葉も
讃美歌もステンドグラスの光も
他にもたくさんのことも
包み込んで
苛烈を極める惨たらしさを通り抜けて来ても
それでも
私の中で静かに
レクイエムとして
今も
いつまでも
流れてる
シゲちゃん
3年の長きに渡って
全身全霊を込めて
この本を
書きあげてくれて
心から
ありがとう🍀