「ターボ癌」が急速に増えている



■ターボ癌

 ターボ癌って医学用語はないそうだが凄く広がっている。最初に言い出した人の主張では、コロナワクチンで免疫力の落ちている人が、癌に感染すると「猛烈なスピード」で癌が増殖することの。このような癌を「ターボ癌」と呼ぶらしい。

 このような癌「ターボ癌」が急速に増えているという海外の記事だ。

 これに対して、産経新聞では「根拠のない情報に注意」という記事を出した。「ターボ癌」などという医学用語もないのだから、これは「デマ記事」だとする主張だ。

 さて、いったいどちらが正しい情報なのだろうか。


ーーーーーー(引用)ーーーーーー
Top Doctor Warns ‘Turbo Cancers’ Are Spreading ‘Dramatically’: ‘This Is Not Normal’
September 14, 2023  SLAY

「"ターボがん"が"劇的に"広がっているとトップ医師が警告: 『これは普通ではない』」

世界的に有名な疫学者が、"ターボがん "の急増に警鐘を鳴らしている。
彼は "劇的に広がっている "と警告している。

ハーヴェイ・リーシュ博士はイエール大学の疫学名誉教授である。

https://slaynews.com/news/top-doctor-warns-turbo-cancers-spreading-dramatically-not-normal/

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謎の造語「ターボ癌」がツイッターで拡散 コロナワクチン”後遺症”と流布 根拠ない情報に注意
2022/12/9 14:56 産経新聞
本江 希望


オミクロン株対応ワクチンの接種

(中略)

「透明性確保を」

WHO(世界保健機関)が「コロナは、『エピデミック(病気の流行)』と『インフォデミック(デマを含む大量の情報が氾濫して社会に影響を及ぼす現象)』との闘い」と発信しているように、パンデミック(世界的大流行)で医学的に根拠のない情報が流布するのは歴史的に繰り返されてきた課題で、小坂氏はその根底にあるのが「不安」だと指摘。「ワクチンの副反応についても、透明性を高めて信用を得ていくことが重要」としている。

日本では予防接種法に基づき、ワクチン接種後に副反応が疑われた場合、医師による報告が義務付けられている。米国では、ワクチンを打った本人が報告し、解析するシステム「VAERS(Vaccine Adverse Event Reporting System)」などがあり、一般の人でもウェブサイトから閲覧することができる。このように、透明性の確保や多様なデータを収集し、解析していくことも重要だとしている。(本江希望)

https://www.sankei.com/article/20221209-7LLB3VRMZZBUFADO7VUPKN2RPY/
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■心配なのは

 「ターボ癌」なる名称が根拠があるかどうかは分からないが、「癌」患者が急増しているのは間違いないようだ。

 それが、コロナワクチンによる影響かどうかも分からない。

 だが、癌に感染してしまった人には、深刻な問題であり、根拠がどこにあるかなどはどうでの良いことだ。

 コロナ感染が増え続けている中での癌の急増というのは、なにか不安を呼ぶ要素にはなっていると思う。

 癌になんかならないことだ。

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