日大、驚きの決定 アメフト部の無期限活動停止処分解除


■林真理子理事長は理事長の器ではない

 疑惑あふれる記者会見から一夜、「アメフト部の無期限活動停止処分解除」を発表した日大。これには驚いた。
 せめて今回の学生の逮捕から「麻薬事案」が解決して、他の学生は「シロ」と自信を持っていえるところまで来てからの判断でなければならないところ。

 こんなに急いで何をしたいのだろう。多くの人がそう思うに違いない。

 関東学生アメリカンフットボール連盟は、「当分の間出場停止」を決めた。このほうが余程、常識的だ。

 日大としては、関東大学リーグのリーグ戦に出場したいがために急きょ「活動停止処分解除」を決めたのだろうが、かえって裏目に出た格好だ。

 そんな判断もできなくなっている林真理子理事長は理事長としての器ではないことがはっきりしてしまった。日大は「伏魔殿」なのだ。こわいOBがいれば、支援者もいる。内部には多数の「魔」の存在がある。そんな伏魔殿の「魔」の人物達と闘うには、並の神経じゃできないのだ。林真理子理事長は、もう少し「何かが」できる人かと期待したが無駄なようだった。

 

 

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日大、アメフト部の無期限活動停止処分解除を発表も…関東学連は「当面出場資格停止」と決定 開幕戦は中止

8/10(木) 22:56配信
スポニチアネックス

8日の会見を終え頭を下げる(左から)林理事長、酒井学長、沢田副学長

 日大は10日、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで部員が逮捕されたアメリカンフットボール部の無期限活動停止処分を、同日付で解除すると発表した。逮捕された部員1名のみを無期限活動停止処分とする。また、関東学生アメリカンフットボール連盟はこの日、オンラインで臨時理事会を開き、同部を「当面の間の出場資格の停止」とすることを決めた。9月2日に予定されていた関東大学リーグ1部上位「TOP8」のリーグ戦・法大戦は中止となる。

【写真】会見でぶぜんとした表情を見せる林真理子理事長

 処分は今月5日に発表されていたが、わずか5日後に解除。同大は今回の問題について「部員1名による薬物単純所持という個人犯罪」とし、「個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰する」と説明。「学生の成長を第一に願う教育機関として最善の措置ではないと判断した」としている。

 日大の発表は以下の通り。

 本学は8月5日に本学アメリカンフットボール部員1名が、覚醒剤取締法違反及び大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されましたことを受け、同日、同部を無期限活動停止処分としましたが、本日(8月10日)、同部の処分について本学で再度協議し、同部に課した無期限活動停止処分を解除し、逮捕された部員1名のみを無期限活動停止処分とすることといたしました。

 この度の問題は部員1名による薬物単純所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになり、学生の成長を第一に願う教育機関として最善の措置ではないと判断したためです。

 今回の事件を受け、本学アメリカンフットボール部フェニックスが、本学の教育理念「自主創造」に従って、部の規律を自ら再考し、これまで以上に素晴らしいチームになることを本学は強く望むと共に、そのための協力・支援を続けて参ります。

 薬物使用の有害性・危険性・反社会性は明らかであり、本学は今回の問題に対する原因究明と再発防止対策、啓発活動を全学挙げて取り組んでいく所存です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46021915643fab915f336c86cd7b08a1feac37a5
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■常識感覚も倫理観も欠如する日大

 驚いた。なぜこうも悪手ばかり繰り出すのだ…。

 少なくとも全容解明されてからの解除でなければ「活動停止処分解除」は一気にアメフト部だけの問題から、大学の倫理感の問題になってくる。
 今回の判断で、日大の常識欠如や倫理観の欠如は明らかである。
 こんな事も判断できない程、日大の経営陣は機能不全に陥っているのであろうか。それともこれが「日大ブランド」のありかたなのか。

 幸いにも、関東学生アメリカンフットボール連盟の方が試合出場停止処分を下した。かえって日大のほうが自身の判断ミスを是正できなくなってしまった。よほど関東学生協会の方が常識的だったのだ。


 今回の日大の意思決定には、常識的感覚も大学としての倫理観も、どちらもかけらもないと人に感じさせてしまう。

 余りにも早すぎる処分解除だ。まるで事前に描いたシナリオ通りだ。記者会見をやったら、問題解決。その後すぐに「処分解除」しよう...というシナリオだ。
 だが、あの疑惑会見だ。
 まあ、関東学生アメフト協会が日大の出場をしばらくは禁止という決定をしたから、アメフト部員が練習再開した所で公式戦等の試合には出れない。
 
 選手達も、OBも「まじめにやっている選手達が、一人の学生犯罪者のためにかわいそうな目に会っている」などと主張せずに、いちどじっくりと見つめ直すといい。

 日大がどのような大学なのか。日大アメフト部がどのような部であるのかを。

 悪質タックル事件の前例を忘れてはならないだろう。

 自分たちは「まじめで」「かわいそう」などと主張する甘さは、どこから来るのかも考えるといい。

 これで被害を被るのは、アメフト部の選手達ではない。むしろ、他の学部の日大生達だ。スポーツとは無関係な学部の学生達の方が「白い目で見られる」ようになる。

 なぜ、理事長も大学も毅然となれないのか。不思議でしょうがない。

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