サンドラ・ブロックの恋人 57歳で死去 ALS


■「生涯で最愛の人」

 女優サンドラ・ブロックのパートナーだった写真家ブライアン・ランドールがALS闘病の末、亡くなった。ALSは筋萎縮性側索硬化症といい、身体を動かすための神経系が変性する病気で、筋肉がだんだん縮み、力がなくなる進行性の病気で、今のところ有効な治療法はほとんどない。最後は呼吸をするための筋力もなくなり呼吸困難で死亡するという難病。
 サンドラ・ブロックとは結婚はしておらずパトナーという関係だったようだが「生涯で最愛の人」と呼び、その最期を看取ったようである。

 人の人生模様は様々である。だが、何時かは最後が来る。治療法のない難病でパートナーが亡くなるのは、何ともやりきれない。

 映画の華やかな世界で生きている女優といえども、人生の苦しみはやって来るのだ。最愛の人を亡くした悲しみは計り知れない。

 

ーーーーーー(引用)ーーーーーー
サンドラ・ブロックの恋人フォトグラファー、57歳の若さで死去

2015年から交際していた恋人のブライアン・ランドールが闘病の末、亡くなった。
By Yoko Nagasaka    2023/08/07 elle


サンドラ・ブロックの長年の恋人で写真家のブライアン・ランドールが亡くなったことが明らかになった。57歳だった。

ブライアンの家族は雑誌『ピープル』に声明を発表。「8月5日にブライアン・ランドールが3年間に渡るALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病の末、静かに息を引き取ったことを深い悲しみと共にお伝えします。ブライアンは早くからALSとの闘病生活を公表しないことを選びました。私たちは彼を思いやり、その望みに応えるために最善を尽くしていました」。治療に携わった医師や看護師たちに感謝の言葉を綴り、最後に家族のプライバシーを尊重してほしいとコメントしている。サンドラは沈黙を守っている。


サンドラとブライアンが出会ったのは2015年1月。サンドラには2人の養子がいるが、息子ルイスの誕生日の写真の撮影をブライアンに依頼したのがきっかけだった。1年後にはジェニファー・アニストンとジャスティン・セローの結婚式に揃って出席するなど、公の場所でも2ショットを披露するように。結婚間近だと囁かれたこともあったが、最近では破局の噂が浮上。ブライアンが結婚を望んでいるのに対し、サンドラは「幸せになるのに書類はいらない」と考えているのが原因だと報じられていた。

交際中、プライベートを見せない主義だった2人。サンドラがインタビューなどでブライアンとの関係について語ることはほとんどなかった。しかし2021年12月に出演したトーク番組「レッドテーブルトーク」では珍しく交際に言及。「ブライアンは私の子どもたちがお手本にしてほしいような人。私はいつも彼と意見が合うわけではないし、彼も私と常に同じ意見を持っているわけではない。でも彼は私が彼に同意していないときでもお手本になってくれる」。この訃報を受けたサンドラのショックは察するに余りある。ブライアンの安らかな眠りとサンドラの悲しみが少しでも癒えることを祈りたい。

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a44754968/sandra-bullocks-longtime-boyfriend-bryan-randall-dead-230808/

 

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「生涯で最愛の人」サンドラ・ブロックのパートナー、3年間のALS闘病の末に亡くなる

8/8(火) 11:50配信
ハフポスト日本版

サンドラ・ブロックさん

俳優のサンドラ・ブロックさんのパートナーで、モデルで写真家のブライアン・ランドールさんが57歳で亡くなった。

 

Peopleによると、ランドールさんの家族が「大変悲しいことですが、ブライアン・ランドールはALSとの3年間の闘いの末、2023年8月5日に穏やかに亡くなりました」と声明で明らかにした。

「ブライアンは早い段階からALSの病状を公にしないことを選択し、私たちはその求めに応えるため、最善を尽くしました」

「この病気との進行とともに歩んでくれた医師たち、そして私たちのルームメイトとなり、何度も自分の家族を犠牲にしてそばにいてくれた看護師たちに深く感謝しています」

「私たちは深い悲しみ暮れており、ブライアンに別れを告げるという不可能なことを受け入れなければなりません。どうかプライバシーを尊重していただきますようお願いします」
**生涯で最愛の人

日本ALS協会によると、ALS(筋萎縮性側索硬化症)は身体を動かすための神経系が変性する病気で、筋肉がだんだん縮み、力がなくなる。進行性の病気で、今のところ有効な治療法はほとんどない。

ランドールさんとブロックさんは、2015年1月にランドールさんがブロックさんの子どもルイさんの誕生日パーティーを撮影したことがきっかけで出会い、その後ジェニファー・アニストンさんとジャスティン・セローさんの結婚式に一緒に出席した後、交際を公にしたと報じられている。

ブロックさんは2021年11月に「レッド・テーブル・トーク」に出演した際、ルイとライラのふたりの子どもをともに育てるランドールさんについて「生涯で最愛の人」と語った。

「私は離婚を経験し、生涯で最愛の人を見つけました。私たちにはふたりの素晴らしい子どもたち、いえ、彼の年長の娘も入れて3人の子どもたちがいいます。それが人生で最高のことです。私と同じやり方がいいと言っているわけではないのですが、誠実なパートナー、母親であるために紙切れは必要ありません」

ランドールさんの死去の数日前には、US Weeklyがふたりが冷却期間を経て別居していたと報道していた。

報道の中で関係者が「サンドラは長い冷却期間の後で何か解決策を見つけられるという奇跡を望んでいるのかもしれません」と語ったとされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/929d77e1e5eee399b41fea194a7fe70ed1720dd2
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■まだまだ医学が役立たない分野がある

 ALSという難病に現在は医学も役立たない。治療法が見つかっていないようだ。
 私の知人の旦那さんも若くして(30代)でALSに罹患し、治療法もなく苦しい人生を送っていた。奥さんは旦那さんの看病と子どもたちのために全力で戦っていたが、はたから見ているだけでも大変なものがある。

 これを運命として受け入れるかどうかは、その人の人生観にあるのだろう。受け入れて闘う人は「強い人」になる。だが、なぜ、この人がという思いが常につきまとい、人生の不条理さばかりが強く心に残り、胸が痛む。

 人に何もしてやれないというのは辛いものである。

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