7割の国民が反対の保険証廃止 その声を岸田は聞かない

■国民が反対しても怖いシステムは続ける

 岸田は安倍以上に危険な人物だ。これだけトラブル続出でも、国民の7割が反対しても、絶対に自分の決めたことはやめない。ただただ頑ななのだ。

 一般企業でこれほどのトラブルが起ったら、一旦とにかく停止するだろう。そして賠償するのが前提だ。だが、この「国の制度」では、なにかがあっても責任はとらないと書いてある。国民はただ従えと言う。

 文句は言わせない。これが岸田政権の正体だ。


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マイナンバーカード「利用規約」の怖さ…銀行口座照会も本人情報閲覧も意のまま ラサール石井 東憤西笑
公開日:2023/06/22 06:00 

 思い切り解散風を吹かしていた岸田首相が、あっという間に豹変し会期内解散を否定した。驚くほどのブレブレ。この人本当にコロコロ言うことが変わる。いつも誰かに言わされて自分の意見がないからか。

 理由は支持率の低下、長男の忘年会騒ぎもあるだろうが、マイナカードの不具合の問題も大きいのではないかともっぱらの噂だ。他人の情報が誤登録されたり、公金受け取りの口座が他人とひも付けされたり、さらにまだまだこれからもどデカい不具合が報告されそうなのだ。

「突破力」とは名ばかりの、ただの強引で傲岸不遜なゴリ押しだけの河野大臣が「職員は朝の4時までやっている」と逆ギレしていたが、それのどこがデジタルなのか。案の定ある現場では6000人の保険証情報を5人で手入力していたのだから呆れる。

 これで2024年秋には紙の保険証を廃止すると決定したのだからムチャクチャだ。紙の保険証には一切問題がなかった。それを廃止する理由がない。任意であるはずのマイナンバーカードがこれでは強制ではないか。70%以上の国民が保険証廃止に反対しているのに、聞く耳を持たない。

 もし大地震などが起こってシステムがダウンしたら、カードの認証はできない。一番病院が必要な時にどうするのか。すでに、救急搬送された患者がパスワードを3回間違い、病院から拒否されたという事例も出ている。もし本人の意識がない場合はどうするのか。

あらゆる情報が吸い上げられる

 これから銀行口座がひも付けされ、あらゆる情報が吸い上げられる。緊急事態条項で内閣が決定すれば、国民の口座を凍結し、特別税を徴収するなんてことだってできる。戦時下で過去に行われているのだから、ないとは限らない。

「ショック・ドクトリン」の著者、堤未果氏はマイナカードの利用規約を指摘する。

第26条 利用者本人又は第三者が被った損害について、デジタル庁の故意又は重過失によるものである場合を除き、デジタル庁は責任を負わないものとします。

第4条 (デジタル庁に対して自分の本人確認情報をいついかなるときでも閲覧されることに同意したとみなされる)

第11条 (金融機関に口座情報を照会することについて同意したとみなされる)

 なんか怖くないですか。

 新し物好きの私はいち早くマイナカードを作ったのだが、今真剣に返納を考えている。廃止には追い込めなくても皆が返納すれば事実上無効だ。いろいろ面倒なことは起こるだろうが、それはあえて我慢する。

 あ、返納してももらったポイントは返さなくていいみたいですよ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324886
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■マイナカードが恐ろしい理由

 

 大地震でシステムダウンしたらマイナカードで認証できず、病院はどうするのだろう。救急搬送された患者がパスワードを3回間違い、病院から拒否された例も既にある。救急時にパスワードなんか覚えてないかもしれないのに、病院は拒否するんだ。恐ろしいシステムだよ、マイナンバーカードは。
 銀行口座照会も本人情報閲覧も国の意のまま。緊急事態条項で内閣が閣議決定すれば、国民の口座を凍結し、特別税を徴収できる。過去に戦時下で行われている。あの時も、多くの国民が膨大な財産を失った。国から取り上げられたのだ。
 国民の銀行口座照会して金を巻き上げる気まんまんである。

 知れば知るほど恐ろしいマイナンバー制度。個人情報一元化などという危険な制度を強行しているのは日本だけである。常識があれば、廃止一択しかない。

 だが日本では、システムエラーはしょっちゅう起っている。銀行も年中システム障害だし、NTTやAUやヤフーでも。マイナ保険証も同じことになっっている。

マイナカードがシステム障害を起こしたら
 
1 救急患者で、重要な電子カルテも読み出せない。
2 救急患者で病院自身のシステム障害があれば、重要な電子カルテも読み出せない。
3 地震・台風などの停電でのシステム障害で、重要な電子カルテも読み出せない。
4 当番医が持病持ちの患者のカルテや処方を知らないと、注射一本も容易に打てない。
など、恐ろしいことになる。

 いざという時はいままでの紙の保険証が完璧だ。


第26条 利用者本人又は第三者が被った損害について、デジタル庁の故意又は重過失によるものである場合を除き、デジタル庁は責任を負わないものとします。

 デジタル庁は利用者の「損害」が発生するのを見越して「責任を負わない」と名記している。タチの悪い民間企業といっしょだ。

 誰も責任を取らない国家も責任を取らないカードを
作らせポイントをもらって喜ぶ、珍しい人種が日本人。

 カードを持たない人は、健康保険の資格確認証を毎年申請する必要があるらしい。が、役所からも猛反対されている。膨大な事務多数が発生する。国民も役所にもらいに行かなければならないなどのいらない手間だ。紙の保険証廃止案を廃止すれば済む事。これが一番国民が幸せだろう。

 国民が幸せになることなんか考えていないから「マイナンバーカード」のようなポンコツシステムを強引に推進できるのだろう。
 自民党や公明党に投票している国民がいる限り、これらの政治家のやりたい放題は続くのだ。

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