最大規模のエルニーニョ 気象庁
■エルニーニョなのに暑い夏に!
気象庁が今年の夏はエルニーニョが発生したと発表した。しかも最大規模だという。おそらく1年近くはツづつだろうという。
通常だと、エルニーニョが発生した場合は、日本では「冷夏」となるとされてきているが、今年はなぜか「気温が高い」の予報となっている。
今年の夏は、終息したラニーニャ現象の影響が残るとみられる。6~8月の平均気温は、東日本や西日本などで「平年並みか高い」または「高い」予想。
近年、気象の変化がはげしく、従来の常識は通用しないようだ。
となると、農作物の出来具合にもいままでとはちがう影響があるかもしれない。何れにせよ、「猛暑」の予想は困ったものである。
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“観測史上最大規模エルニーニョ”の恐れなのに“暑い夏”? 気象庁が3カ月予報発表[2023/05/23 20:31]
今年は夏までにエルニーニョ現象が発生し、観測史上最大規模になる恐れもあるとされています。
エルニーニョ発生時は日本では冷夏になることが多いのですが、気象庁は反対に「この夏は全国的に気温が平年並みか高い」とする予報を発表しました。
「エルニーニョ現象」は南米のペルー沖で海面の水温が平年より高くなる現象です。
気象庁は今月、「『エルニーニョ現象』がこの夏までに発生する可能性が高い」「観測史上最大となった1997年のレベルに近付いている」としていました。
発生時は世界中で豪雨などの異常気象が見られ、日本では夏の気温が低くなるほか、ところによって降水量が多くなる傾向があるといわれています。
ところが、気象庁が23日に発表した3カ月予報はこれまでのエルニーニョの傾向とは真逆の内容でした。
6月から8月の天候について、「全国的に気温は平年並みか高くなり、降水量は平年並み」だとしています。
「全般に高温となる傾向が予測され、十分な熱中症対策をお願いしたい」と呼び掛けています。
理由について気象庁・異常気象情報センターの楳田貴郁所長は、ペルー沖で海面の水温が低くなる「ラニーニャ現象」が終息してまもないことなどを挙げています。
そのうえで、「ラニーニャの影響が残る見込みだ」「ラニーニャが終息してすぐにエルニーニョが始まるのはこの40年間は起きていなかった現象で予想が大変難しかった」としています。
一方で、秋以降はエルニーニョ現象の影響が顕著になる可能性も指摘しています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000300443.html
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■今年の夏は?
太平洋の海水が5℃上がっている。かなりの異常値である。
気象庁にも記録がないので予測不能のようだ。今後とんでもない事態になりえる可能性も高い。取り敢えず今年の夏は40度超えも続くことがあり得るので、要注意だ。
エルニーニョで太平洋の海水温が上がり、台風が爆発的に増えるかもしれない。また、雨も予想以上に降るだろう。
普通エルニーニョか発生すると冷夏になるけれど、今年はエルニーニョ発生しながら、太平洋上の対流が激しくて台風発生しまくりで酷暑になると見ている向きもある。
用心するに越したことはない。
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