コーラがぶ飲みする人は注意 コカコーラから発ガン性物質
■日本のコカコーラは18倍の発ガン性物質
約10年前のちょっと古い資料だが、清涼飲料のコカコーラから発ガン性物質が検出されていること、発売されている国によって、その発ガン性物質の含有量が異なるということが発表されている。
発ガン性物4-メチルイミダゾール(4-MI)という物質で、カラメル色素を製造する過程で生成される化学物質とのことだ。
アメリカの公益科学センター(CSPI )が発表したものである。
アメリカ(カリフォルニア)のコカコーラが4で、日本では72となんと18倍もの4-MIが含まれているという。
このデータによれば、ブラジルの含有量が最も大きい。日本は米国カリフォルニアに比較して18倍もの含有が検出されている。
このことから、明らかになるのは国や地域によって制度が異なり、人間の健康に関して厳しい基準の国には少ない含有量で、基準が甘い国では含有量が多い製品が販売されているということだ。
ブラジルを始め、メキシコ、ケニアなど「水問題」も発生している地域で販売するコカコーラは発ガン物質が多いようだ。
そればかりではない。清涼飲料水全般に含まれる糖分の量も問題視されている。糖尿病になりやすくなるというが、そればかりではない。
コロナワクチンの投与で免疫力の衰えたところへ大量の糖分を摂取した場合、心臓病や脳梗塞の可能性も高くなる。
さらに、この資料では砂糖の含有量が多いことから、大量消費に警告をしている。欧米ではコカコーラの標準ボトルは355mlだが、日本では500mlなど容量の大きいものが売られている。
これらを日常的に摂取していた場合、どんな病気にやられるか。
コカコーラや清涼飲料水を大量に飲んでいる人たちは、考えたほうがいい。
ーーーーーー(引用)ーーーーーー
コカコーラから発ガン性物質検出(2012年7月3日)
NPO法人食品と暮らしの安全基金
「NPO法人 食品と暮らしの安全」の協力団体であるアメリカの公益科学センター
(CSPI Center for Science in the Public Interest)は、
6月26日、日本を含む世界各国で含まれているコカコーラには
発ガン性物4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれていると発表した。
この発ガン性物質は、カラメル色素を製造する過程で、
砂糖やアンモニア、亜硫酸塩が高圧・高温下で化学反応を起こして生成される化学物質である。
CSPIの調査は、「NPO法人食品と暮らしの安全」を含む、世界各国の消費者団体の協力で行われた。
発ガン性物質4-MIのレベルは、各国で異なり、
ブラジルで販売されているコカコーラが最も汚染されていた。
日本のコカコーラは、355ml換算で72マイクログラムで、カリフォルニア州で販売されているコカコーラが
4マイクログラムだったのに対し約18倍も多い。
カリフォルニア州では4-MIを含む食品の規制があり、この規制に対応するために、
カリフォルニア州で販売されるコカコーラのみ4M-1が少ないものとみられる。
CSPIは、カリフォルニア州でできるのなら、世界各国でも発ガン性物質の少ないコーラにすべきであると述べている。
また、コカコーラの問題点は、この発ガン性物質よりも、大きな健康リスクをもたらす、大量の糖にあり、コカコーラをはじめとする糖分を多く含む清涼飲料水の飲みすぎを警告した。
また、日本ではコーラが500ml入りのペットボトルで販売されているのに対し、アメリカでは355ml、ヨーロッパ・アフリカ・中国では330mlが標準である。
CSPI代表のマイク・ジェイコブソン氏は、コカコーラのように糖分の多い清涼飲料水を500mlで販売すると飲みすぎてしまうため、 500mlのコカコーラは日本でも販売すべきでないと言っている。
「NPO法人食品と暮らしの安全」も、過去に糖分の多い清涼飲料水が血糖値の上昇や肥満を引き起こす「ペットボトル症候群」について警告を行っており、 CSPIと同様に、糖分の多い清涼飲料水は飲みすぎないことが重要であると考えている。
コカコーラの発ガン性物質の問題、および、大容量のコカコーラ販売の禁止に関して、日本コカコーラに対し近日中に申し入れを行う予定である
表:世界9カ国のコカコーラにおける4M-1含有量 (ug/12 fl oz: 355ml)
http://tabemono.info/report/report_9_3.html
ーーーーーー(以上引用終わり)ーーーーーー
■飲食の習慣を見直すべきか
このような資料を見つけたら、さっそく生活習慣を変更しなければならないのだが、なかなかそうはできないのは、「習慣」は変えにくいという点にあるようだ。
飲料水でも、コカコーラは習慣性があるようで、たばこや酒と同じようである。もっともやめにくい種類の飲料水のひとつであろう。
だが、発ガン性物質が含まれているということを知った以上、何とかしなければならない。
それでも続けるのであれば、あとは自己責任ということであろう。
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