訃報 料理研究家の高木ゑみさん死去 35歳 ガンで

 

 

2021.03.31 デイリー

料理研究家の高木ゑみさん死去 ブログに「私は絶対に負けない」「生きるから」

 

 

 テレビやラジオに多く出演し、「はかどるごはん支度」などの著書もあった美人料理研究家の高木ゑみさんが28日、肺がんのため死去したことが公式ブログで発表された。35歳。

 高木ゑみさんは昨年11月に公式ブログ上で、ステージ4の肺がんであることを公表した。「私は絶対に負けない」「私は生きるから。」とつづり、「文章だと暗くなるから」と、音声データを公開した。

 その後も折りを見て、闘病記をつづった。11月13日には「脳から足まで、ほぼ全身にわたって転移して、ステージ4と聞いたときは一瞬血の気がひきました」と記した一方で、「かわいいかわいい子を残して、私は死んでられない。負けてたまるか!!」と、小学2年生の長男を抱きしめるツーショット写真を掲載した。

 ポジティブにメッセージ発信が基本だったが、ときには「弱音を吐かせてください」というタイトルで正直な気持ちを吐露することもあった。

 「でも体は正直で。まっすぐ、スタスタと歩けない自分がいます。骨に転移しているから骨が弱っていて、腰は放射線で痛みは飛びましたが足(股関節)が上手に動かせなくて。てすりをつかってヨタヨタと、おばあちゃんみたいに歩いています」と、歩行が困難になった病状を明かした。

 それでも、グラノーラ店を開いたり、オンラインの料理コミュニティーを開設するなど、最期まで、料理を通してポジティブに生きた高木さん。「私が毎日病室で心掛けていることは『いっぱい笑うこと』。私の家族がにぎやかだから笑顔にしてくれるっていうのもあるけど、気持ちの持ち方ひとつで、行動や捉え方ひとつでこんなにも笑顔になれるんだってことを知ってほしい」と語っていた。

 最後に自らの言葉でブログを更新したのが今月12日。オンライン講演会の開催を告知しながら、「今の私だからこそ伝えられるテーマがあることに気づいたんです。それは『どんな辛い時でも挑戦を続ける』ということです。誰にも予期できない絶望の瞬間は訪れる可能性があります。でも大事なのは『その出来事をどう受け止めるか?』だと思います」と呼びかけていた。

 

https://www.daily.co.jp/gossip/2021/03/31/0014200754.shtml

 

ーーーーーー(インタヴュー記事)ーーーーーー

末期がんを患う35歳の人気料理研究家「人生のどん底からの抜け出し方」

2021.2.5

 

喫煙していないのになぜ肺がんになるんだ、どうして気づかなかったんだ……

腑に落ちない思いがグルグルと頭を巡りましたが、

すぐに8歳の息子のことを考えました。 

 

https://mi-mollet.com/articles/-/27786

 

ーーーーーー(以上引用終わり)ーーーーーー

 

■若いのに、がんで亡くなった高木さん

 

 料理研究家の高木ゑみさん。まだ35歳だった。

 高木さんは昨年11月初めにがんを公表、5ヶ月もしない3月28日に亡くなっていた。

 がんがわかった時点ですでに頸椎、胸椎、背骨、リンパ節、腎臓、脚、脳など全身に転移していたという。内部被ばく特有の全身のがんである可能性が高い。

 活動記録を見ると、東京を中心に活動しており、とくに高線量地域を訪問したことはなかったようだ。しかし食材の放射能汚染に関しては全く知らなかった(か、まったく気にしていなかった)ようで、原発事故直後から魚介類など危険度の高いものも料理に使っていた。

 

 肺がんといっても、放射性微粒子の吸引だけが原因ではない。放射性微粒子の大きさは1000分の1ミリ以下であり、体のどこへでもはいり込む。飲食で摂取したものが血管にはいり、それが肺へ移動して留まり、がんを発病させることも十分にあり得る。また、WHOは空気中のPM2.5などが肺ガンの要因になるということで注意を喚起している。

 

 福島原発事故後10年、もうすっかり放射能汚染のことを忘れている人もようだ。セシウム137、ストロンチウム90といった核種はわずか10年ではたった2割しか減らないのだ。核種によっては何百年もの半減期を持ったものもある。

 

 引き続き警戒が必要であり、食材も十分に吟味しなければならないだろう。産地を選び、汚染の少ない食材を選んでいれば、日本の食材を食していたら完全には被ばくは避けられないとしても、発病を20年、30年遅らすことは可能ではないだろうか。

 

 高木さんはがんが発覚してからも、驚くほど明るく前向きだった。(ブログを見る限り)

 料理教室はいつも大人気だったそうだが、料理だけではなく、その積極的なキャラクターが多くの人を惹きつけてきたのだと思う。

 将来は自分のお店を持つことが目標だったそうだが、残念ながらそれはかなわなかった。

 

 頸椎の骨、中央のリンパ節、右肩甲骨後ろの筋肉と下、背骨が二箇所、副腎、左の腎臓、腰、骨盤の左右、足、に「肺からガンが転移していた」というけど、  こんな転移は聞いたことがない。これほど短期間で、肺ガンから全身に転移というのは、あまり聴かない。潜伏期間が長かったのか、不調に気づくのが遅かったのか、何れにせよ短期間過ぎる。

 

高木ゑみさんプロフィール

2011年、結婚にともないトルコ移住

2013年、一時帰国

2014年、本格帰国、東京在住

2017年、離婚、その後、沖縄に移住

 

 プロフィールを見る限り、福島第一の直接的影響を受けるような生活はしていないようだ。むしろ2011年ごろのトルコ在住中、汚染された空気やチェルノブイリの事故による食材の汚染の影響のほうが考えられる。

 

 高木さんは喫煙もしていなかったようだ。

 

 まだ小さい子供を残して、20-30代で死ぬわけにはいかない。インタヴューでは、「まず8歳の息子のことを考えた」とある。

 

 みなさんも十分に気をつけていただきたい。それがすべてとは言えないが、まず飲食を考え直すことだと思う。特に魚介類は汚染がひどい。

 

 なぜか、料理研究家や調理料理人で「放射能汚染」について気にしている人が少ないように思う。気にしているとTVなどに出られなくなってしまうからか。汚染について触れるのはご法度なのか。

 飲食による発ガンはかなり明らかなのに。また、早く発見して対策を立てることも重要だ。いわゆるガンの三大治療が、あまり効果がないこともガン発病の多さと共に、ガン死者の多さにも繋がっていると考えられる。

 

 世界最大級の原発事故から、わずか10年だ。これからも高木さんと同様の若い人の死が増えてゆくように思えてならない。

 

 高木さんのような人物が早世するのは胸が痛む。こころよりご冥福をお祈りしたい。

 

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