■また胸が痛む事件が起きた

 

 保育園の送迎バスで、車内に放置された園児5歳が死んだ。

 ニュースによれば、その日は園長(40)がお迎えに。そしてそのまま帰りの時間まで約9時間も放置されていた。結局、帰りのバスに乗っていなかったため親が保育園に駆けつけ、放置されていたことが分かった。親が到着した時には病院で死亡が確認されたという。

 園長は親に対し「○○君が寝ていたために、気がつかなかった。ごめんね。」と言ったそうだ。

 

 ごめんねで済むか。このバカ園長。人の命を預かっている自覚がまったくないとしか言いようがない。

 

 悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない事件だ。

 

ーーーーーー(引用)ーーーーーー

 

◇保育園バスで5歳男児死亡 約9時間置き去りか

7/30(金) 21:15配信 九州朝日放送

 

中間市の保育園で29日、送迎バスの中から意識がない5歳の男の子が見つかり、その後、死亡が確認されました。

 

男の子は、およそ9時間にわたり、車内に閉じ込められたとみられています。

 

カメラに向かって笑みを浮かべる倉掛冬生ちゃん(5)。サッカーが大好きで友だち思いの優しい男の子でした。しかし・・・。

 

冬生ちゃんは、通っている双葉保育園の送迎用バスの中でぐったりした状態で見つかりました。

 

発見された時、すでに意識はなくおよそ1時間半後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 

きのう朝、送迎バスを運転していたのは40代の女性園長でした。

 

複数人の園児を乗せたバスは、午前8時半ごろには園に到着。

 

園長は、「全員、降りたと思い鍵をかけてバスを離れた」と話していて、冬生ちゃんは、およそ9時間にわたり車内に取り残されていたとみられます。

 

近所の人は「(点呼や確認)はないですね」「車の中を見ないのかっていうのが、ちょっと引っ掛かります」

 

また、保護者は、「先生たちが気づくんじゃなく、親が気づくんだていうのが親の立場からもつらいです」などと話しています。

 

中間市によりますと、市内の保育園の定期監査は、毎年行っていますが、園児の点呼や送迎時の注意点などは、そのチェック項目にないということです。

 

きょう昼すぎ、保育園には中間市の職員ら8人が聞き取り調査を行いました。

 

警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、関係者から話を聞くなど調べを進めています。

 

冬生ちゃんの祖母は、涙を流し、言葉を詰まらせながら今の胸の内をこう語っています。

 

「お願いだから目を開けて。目を開けてと言っても、冬生はかわいい寝たままの顔で目を開けませんでした。冬生を返してほしいです。ただそれだけです。娘に返してあげてください」

九州朝日放送

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3427c48d56791d77f4f14897621732d77543fd4c

 

ーーーーーー(以上引用終わり)ーーーーーー

 

■また、校内暴力 学校は牢獄か

 

 生徒の口の聞き方が悪いという理由で、窓ガラスに頭をぶつけ、さらに壁にまでぶつけた暴力教師。

 なぜ、日本の暴力教師は駆逐されないのか。この場合は、生徒が死ななかったから「停職6ヶ月」で済んだようだ。

 悪質教師の罰が軽すぎるのだ。

 彼らは、戦前の軍隊の「鬼軍曹」レベルか、それ以下だ。自分の言うことを聞かない部下は暴力をもって従わせようとする。抵抗するヤツは死なしてもいいぐらいに思っている。人間のクズだ。

 こういう教師は「教育者」ではなくただの「犯罪者」だ。一刻も早く教育現場から追放しなければならない。なのに「停職6ヶ月」だ。

 制度が悪いのか、校長や教育委員会などの人事権者がその機能を発揮していないのか。

 いつになったら、「安心・安全」な学校になるのか。

 

ーーーーーー(引用)ーーーーーー

◇「口のきき方が悪い」と生徒の頭を窓ガラスに 中学教諭を停職6カ月

7/30(金) 21:31配信 沖縄タイムス

体罰を加えた公立小中学校教員2人の懲戒処分を発表(写真はイメージ)

 

 沖縄県教委は29日、児童生徒に体罰を加えた公立小中学校教員2人の懲戒処分を発表した。那覇市立中学校の男性教諭(46)は昨年10月、口のきき方が悪いとして、男子生徒の頭を窓ガラスにぶつけた後、首元をつかみ壁にもぶつけたとして、停職6カ月となった。

 

【LINEに残る許しを請う言葉】「息子は恐怖におびえるしかなかった」

 

 また今年3月、帰りの会に参加しなかったことを理由に、別の男子生徒の後襟をつかみ床に倒した後、無理やり立たせる行為を2回繰り返した。生徒2人ともけがはなく、登校を続けているという。同教諭は2006年度にも体罰行為で2カ月の停職処分を受けている。

 

 浦添市立小学校の男性教諭(42)は4~6月、廊下を走るなどして注意を受け入れない児童に対し、平手打ちや太ももをつねるなどの行為をしたとして、戒告処分となった。被害に遭った児童は少なくとも4人。けがはなく、いずれも登校しているという。

 

 処分された教諭2人はともに自身の行為を管理職に報告していなかった。金城弘昌教育長は「体罰は禁止されており、被害に遭った児童生徒をはじめ、県民に深くおわびする。教員の人権意識の高揚を図り、再発防止に努める」と謝罪した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/726bf69fbb54b45915e51e4a1963bd5aba3f115a

 

ーーーーーー(以上引用終わり)ーーーーーー

 

■またも、生徒を死なした 高校生の自殺

 

 何度繰り返されるのだろう。いったい何人の若い命を奪ったら気が済むのだろう、日本という国は。

 暴言暴力で生徒を追いつめ、その命を奪う行為は、直接手を下していなくても「犯罪」ではないのか。

 そういうことが起きるのは、生徒を「教育する」のではなく「自分の思い通り」に従わせるのが目的の人間が教師をやっているからだ。

 

 そういう教員は、生徒を「教え育む(おしえはぐくむ)」という当たり前のことを理解していない。オレは教師で偉いのだ、お前らは生徒で奴隷と一緒なのだ、だから黙って従え。従わないヤツは只ではおかない。そのぐらいしか考えていない、無能なクズ人間なのだ。

 

 部活の顧問などをやっているヤツに限って、こういうクズ人間が多い。

 

 生徒を死なしてもせいぜい「懲戒免職」程度で済む。これも何とかしなければならない。

 

ーーーーーー(引用)ーーーーーー

◇「生徒の死と不適切な指導に因果関係」 部活顧問の教諭を懲戒免職に 高校生の自殺問題

2021年7月30日 07:26

 コザ高校で部活動主将の男子生徒が日常的に叱責(しっせき)され1月末に自殺した問題で、沖縄県教委は29日、不適切な指導を継続的に繰り返したとして、顧問の教諭(49)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 

 県教委は教諭が2020年度から主将になった男子生徒を「キャプテンを辞めろ」などと精神的負担を与える言葉で叱責し、特に厳しく当たったと認定。地方公務員法の「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行」に該当するとしている。

 学校人事課によると、教諭は叱責した内容の一部を認めているが、「趣旨が違う」などと認めていない部分も多い。同課は4~5月に遺族や教諭、学校関係者らに聞き取りし、「生徒の死と不適切な指導に因果関係がある」と認定した。教諭は不服な場合、県人事委員会に処分の審査請求ができる。

 

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/795422?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related

 

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◇「また最悪の事態が…」益子直美さんを苦しめた“暴言” 怒らない指導でスポーツ界に一石

2021年2月20日 10:02

【スポーツ指導 私の提言】

小学生バレーボール大会で子供たちと触れ合う益子直美さん(右)=所属事務所提供

益子直美さん(所属事務所「サイン」提供)

 

 県立高校の運動部顧問から日常的に厳しい叱責(しっせき)を受けていたとされる2年の男子生徒が1月に自殺した問題を受け、バレーボール女子元日本代表の益子直美さん(54)が19日、オンラインで沖縄タイムスの単独取材に応じた。「最悪の事態がまた起こってしまい非常にショックを受けた。私は何とかとどまったが、指導者の暴言は一歩間違えたら死に追い込む。食い止めないといけない」と思いを語った。(運動部・當山学)

 自殺発覚の直後には会員制交流サイト(SNS)で「本当に悲しすぎる… 一体いつになったらこのようなニュースがなくなるのだろうか。辛すぎる… 細々と行動してる場合ではないな…」「絶対死んじゃダメ!」などと投稿した。

 

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/710246?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related

 

ーーーーーー(以上引用終わり)ーーーーーー

 

 

■コロナパンデミックのさなか、オリンピックの真っ最中に

 

 コロナで生きて行くのだけでも大変な時に、保育園児を死なしたり、暴言暴力指導で高校生を自殺に追いやったり、中学生をガラス窓や壁に叩きつけたり...、こんな事が起きている日本。

 

 どこか、狂っていないだろうか。

 

 狂っているのは、日本のトップからだからしょうがないか。疫病が蔓延している時に「オリンピックとか言うお祭り騒ぎ」を一番大事にして、国民の命を大切にしない総理大臣や閣僚が国を運営している。

 

 その狂った国で、狂った教師達が子どもの命を粗末にしている。どうにも、手のほどこしようがない。

 

■親は、子どもの命を、信頼できない他人に預けるな

 

 学校に行かせないわけにはいかない。学校にいる間は「まかせる」しかない。そう思っている親が多いだろう。

そのままではいけないのだ。

 

 子どもをよく観察して、子どもとよく会話をして、子どもの置かれている環境を察知しておかなければならない。子どもには「君の命が一番大切なのだ」と教えておかなければならない。

 

 危ないと思ったら、先生の言うことなんか聞かないで「逃げていいんだよ」と言い聞かせておかなければならない。責任は私がとってあげるからね。「いやな学校だったらやめていいんだよ」と、子どもの心に刷り込んでおかなければならない。

 

 いまのまま放置していたら、いつ悪徳なクズ教師に追いつめられて命を落とす羽目になるかもしれない。

 

 孟子の「孟母三選」の故事を、今一度おもいだしておかなければならないだろう。

 

 益子直美さんの言葉も子どもたちに教えておくべきだ。学校は、こういう方を講師として招くべきだろう。

 

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