「神に最も近い人間」マラドーナ氏を悼む、母国アルゼンチン

2020年11月26日 11:11 発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン

サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏が死去したことを受け、ブエノスアイレス市内にある同氏の壁画の前で死を悼む親子(2020年11月25日撮影)。(c)ALEJANDRO PAGNI / AFP

 

【11月26日 AFP】サッカー界のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が25日、心臓発作のため60歳で死去し、母国アルゼンチンでは「神に最も近い人間」と思われた英雄の死に衝撃が走っている。

 マラドーナ氏の訃報は、経済危機と新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に打ちのめされ、サッカーが万病の薬と考えられているアルゼンチンにさらなる打撃となっている。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3317982

 

 

 

 

■マラドーナ逝く 60歳

 

 ディエゴ・マラドーナ氏が亡くなった。60歳。心不全だそうだ。若過ぎる死だ。

 

 母国アルゼンチンの英雄だし、世界的なサッカーファンたちの頂点にいる偉大な選手だった。

 

 監督になってからは、試合を見るよりもマラドーナを見ているほうが面白いと評されたほど、印象的なアクションで人の心を射た。

 

 全身でサッカーの愛と情熱を表現していたのだ。

 

 マラドーナはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの貧しい貧民街で生まれ、早くからサッカーへの才能を認められて15歳でプロデビュー。その後、ぐんぐん成長してアルゼンチンを代表する選手となった。

 

 日本での試合で世界的な名声を得たが、最も名をあげたのがフォークランド紛争でイギリスとアルゼンチンが争っている時期に、対イギリスに勝ったことだ。これがアルゼンチンの英雄とされる所以となった。

 

 

■マラドーナの言葉

 

マラドーナの言葉を紹介しておきたい。

 

 私は、サッカーを通じて人々を幸せにしようとしてきた。自分をこのような人間にしてくれた神様に感謝。

 

なんとも、言葉もない。素晴らし過ぎて涙が出てくる。

 

 日本のスポーツ選手達も学ぶがいい。「みんなに元気を与えたい。みんなに感動を与えたい。応援よろしく!」などと、バカの繰り言のように言っているスポーツ選手の試合や演技を見て感動した試しがない。人に感動を与えるとか、元気を与えるとか言う選手を見ると、ひたすら傲慢さしか感じられない言葉だ。そして自分のことを応援しろとは、なんと偉そうで、恥ずかしさをしらない人間だと思う。だから、日本のスポーツ選手達は醜いのだ。

 

 マラドーナ氏は、彼を見ている人たちがどう思うかは関係なく、全身全霊でサッカーに打ち込んでいる。人がびっくりするほどの「はじけよう」だ。

 それを見て、ひとは感動し、幸せになるのだ。