また子どもの置き忘れ・放置による死亡事故
車内に意識不明の女児2人 高松市 熱中症か...死亡を確認(香川県)
9/3 FNNオンライン
自宅でテレワーク中の悲劇!2歳の娘が車内に放置され死亡...
なぜ“7時間”も気づかなかったのか? 茨城県つくば市
2020年6月18日 FNNオンライン
■繰り返される悲劇
また、同じ事故が繰り返された。
炎天下に子どもを車におきっ放しにしての死亡事故。
同じ事故が繰り返されるたびにニュース報道で大きく取り上げられ、広く国民に注意喚起を呼びかけているのに、また、誰かが同じことをやってしまう。
今回は香川県。母親が2歳と6歳の子どもを車に残して、戻ってみると二人ともぐったりしていたとのこと。救急搬送されたが二人とも亡くなった。
なんと、このケースでは15時間も車内に放置して母親は友人と飲み歩いていたらしい。母親は保護者遺棄致死で逮捕。
6月に起きた事故は茨城県つくば市の事故だ。テレワーク中の父親が8歳の長女と2歳の次女を車に乗せ、長女を学校に送り届けた後、帰宅。2歳の次女を車に置いたままテレワーク。7時間後に駐車場内の車の中で心肺停止状態の次女を発見。
■日本人は「学習能力」がない?
炎天下の自動車の中は、フライパンのように暑くなる。どのくらいか。たとえば外気温が35℃ほどだったら、30分もすれば、70℃くらいには上がってしまう。
この温度では、おとなでもたまったものではない。
世界の最高気温が50℃ほどだが、その時は、多くの人が死ぬ。今年もインドで50℃超えがあったが、多数の死者が出ている。
子どもを車に乗せたまま、クーラーもつけずに施錠しておいたら、車の中は一挙に熱せられてしまう。
そのくらいのことは想像力がなくても、分かるだろうと思うのだが、ど忘れで、子どもを死なせてしまう親が後を絶たない。
また、介護施設の送迎車に「身障者」を置き忘れて死亡させた事故もあった。
車に子どもを乗せたまま離れてコンビニで買い物をしている隙に、自動車泥棒に子どもごと盗まれたという事例もあった。
子どもを車に残しては、危険だ。何があるか分からないのだ。
■日本人は「危機意識」が低い、「問題意識」が低い。
危機意識の低い人は、ど忘れしてしまうものだ。いくら注意しても、やはり「忘れる」のだ。学習できない人はたくさんいると思ったほうがいい。自分もその一人かもしれないと考えていたほうがいい。
日本人には危機意識の低い人が多い。感性が鈍いのだ。
最近の事例で言えば、コロナが蔓延しているさなかの日本で「GOTOトラベル」に出かけたり(そして、各地にコロナをばらまいたり)、居酒屋の夜間営業短縮が直れば、「いやー、コロナが始まってから、ずーっと家にこもりきりなんで、久しぶりに飲みに来たんです」と言いながら友人達と酒を酌み交わしている。
こういう人たちは、危機意識が低いし、問題意識も低い。
こういう人たちが、自分の子どもや、他人を危険な目に会わせるのだ。
■置きわすれ防止の装置ぐらい作れるだろう?
自動車メーカーは。
子どもや、年寄りや、犬などの生き物が乗っていたら、ドアをロックできなくする。
運転者が車を離れると、赤色の点滅ランプが点灯する。
メッセージを音声で流す。(「まだ、人が乗っています」などの)
ビープ音・サイレンなどを発生させて、注意を促す。
それでも、置き忘れたり、意図的に置いていったりしたら、通りすがりの人が気がつくくらいのサイレンを鳴らして警察への通報を促す。運転者が車を離れてからせいぜい数分以内にするといい。
日本人は、子どものことは忘れても、車のドアをロックできなければ、盗まれるのは心配になる。だから、人が乗っているうちはドアを鍵かけできないようにするのが一番いいだろう。
そして、そのままにしていると、ビープ音かサイレンが鳴り、だんだんに大きな音になるようにしておくのがいい。通行人が気がついて、通報できるような車を作ればいいのだ。
つまり、日本人が好まない状況を作ってやれば、子どもを車内に置き去りにしたりはしない。
今の技術なら、簡単にできるはずだ。自動車メーカーが作ろうと思えばの話だが。
子どもの命を大切にする車を作るべきだろう。
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